「ほんとうにいま、少しのことで叩かれたりする時代ですけど、ギリギリを攻めていきたいです」(内村光良)
「LIFE!の時間・時代・経験がなければ、豊臣秀吉になってなかったでしょう」(ムロツヨシ)
内村光良 率いる NHKコント番組「LIFE!」が、ことし9月で放送開始から12周年ということで、記念特番「LIFE!12周年SP」が9月16・23日、2週連続放送!
いつものレギュラーメンバー陣に加え、今回の記念特番「LIFE!12周年SP」(9/16.23 連続放送)は、なんと!
川口春奈&今田美桜が初出演、コントに初挑戦!
川口春奈(第二夜 出演)は計3本のコントに出演、今田美桜(第一夜 出演)はコントで内村と息のあったコンビ芸を披露するなど、計3本に出演するというから要チェック↓↓↓ ロングインタビューも見逃すな↓↓↓
◆「LIFE!12周年SP 第一夜」
9月16日(月・祝) よる21:30~22:15 NHK総合
◆「LIFE!12周年SP 第二夜」
9月23日(月・祝) 午後09:30~10:44 NHK総合
出演:内村光良、池谷のぶえ、今田美桜、臼田あさ美、川口春奈、川西賢志郎、サーヤ(ラランド)、じろう(シソンヌ)、田中直樹、塚地武雅、西田尚美、水上恒司、ムロツヨシ、星野源 ほか(※50音順)
※今田美桜は、第一夜のみ出演
※川口春奈、水上恒司、星野源は、第二夜のみ出演
https://www.nhk.jp/p/life/ts/99G3NPQNQ5/
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内村光良 ムロツヨシ が想いを熱く語る!
内村光良:―――
自分の経験では、テレビ局の違いみたいなものはありますね。フジテレビ と NHK のスタジオコントには、やっぱり違いがあって、「なにが?」っていわれると、なんか NHK のほうがもっといろいろ細かいですね。
いい意味でフジテレビは、ぶん回しだった。一発で行くみたいな、押し切っちゃうみたいなところがあったけど、でもライフはどこか慎重派といいますか、コツコツと構築していく感じがします。
ムロツヨシ:―――
ぼくはスタジオコントは初めてでしたので、やはり内村さんはじめ、みなさんが「NHK のこのセットでコントができるっていうのは、すごいんだよムロくん」っていうことはよくおっしゃってましたね。
北海道の話のときは、大河のセットをそのまま借りてきているときもあって、これはすごいことだなと思いましたね。
あとほかにも、役者というところでやってますので、ドラマや映画に参加したときに、共演者たちが「いつか LIFE!に参加したい、僕も出てみたい」とか、役者にとっても興味がある世界なんだろうなとは思いますね。
LIFE! ではドラマや映画ではあまりやらない一本長回しをするので、役者さんも参加してみたいと思うのかなっていうのはありますね。
スタジオコントの魅力って?
内村:―――
暗ああああああいところでやっています。汚なあああああくて、暗ああああいところでお笑いをつくっていくこの世界観が好きだなと思ったんでしょう。
いやもう、ほんと同じことを進化もなく、世界観が好きでずっとやっているということですね。
ムロ:―――
独特の緊張感といいますか、空気感。ピリピリとはちょっと違う。なあなあで、楽しければいいじゃんっていうのも、また違う。
言語化すれば非常に難しいんですけど、やわらかさもあり怖さもあり、この緊張感が好きといいますか、ドラマや映画にない独特な緊張感ですね。
印象に残るコントは?
内村:―――
そうですね、意外にもに今回の LIFE!で初めてなんですが、もともと LIFE!はコンビものがなかったんですよ。
で、ムロくんが最初に LIFE!出たときは、あんまり2人の絡みがなくて、いや別にオレは NG 出してたということじゃなくて、ほんとに。
ただ、オレがいまもよく覚えてるのは、DJのコントで、オレが DJ で、ムロくんがゲストで、DJ ブースで向かい合って、思い出の曲を聴くのがあったんだけど、そこでムロくんがポロポロ涙を流して。
そのときオレ「あ、この人ほんとに役者さんなんだ!」ってすごく認識した記憶があります。
ムロ:―――
えー! ごめんなさい。ぜんぜん覚えてない!
内村:―――
別にオレの夢のなかじゃないよ。たしか、さだまさしさんの曲。でも数あるなかの1本だけどね。
「内村さんと2人きりでコントやってるんだ!」
ムロ:―――
ぼくは、それこそいろいろですけど、コンビはなかったんですけど、エレベーターのなかで、カップ焼きそばを眼鏡で食べるっていうのがあったんです。箸がないけどどうしても食べたいんだっていうコントです。
あのときは「わ、いま2人きりでコントやってる」って思いましたね。ちゃんとエレベーターのセットのなかで、密室だから、それはすごく記憶に残ってますね、楽しかった。
それこそ、ずっとテレビの前で見てきた番組だったから、その場所に、テレビの向こう側に行ける人間じゃなかったので。
あのころぼくは、内村さんがレギュラー番組やってるとき、テレビ番組の裏側で大道具のアルバイトしていて、内側には入れなかった。
そんなんで、NHK のエレベーターのなかで「内村さんと2人きりでコントやってるんだ!」って。しかもちゃんとカメラで撮ってもらって、うれしかった! それがすごく印象に残っています。
内村:―――
まあでも、いまはドラマの座長をやっていますからね。こうやって LIFE!で共演していてよかったなあ。またこうやってムロくんが帰ってきてくれることもうれしいし。
果たしていつまで LIFE!を続けられるのかわかりませんが、身体が動くうちは、俳優・ムロツヨシをゲスト、もしくは主演・ムロツヨシとして迎えるまで、メンバーとまだまだがんばっていきます。
「継続するすごさ・素晴らしさを再確認」
ムロ:―――
LIFE!の時間・時代・経験がなければ、豊臣秀吉になっていなかったでしょう。
いろんな経験値を持って参加させていただいて、あばれるなり、支えられる人間になれればと思って過ごしています。
ずっと番組のテイストや緊張感、クオリティが変わっていかないところは、内村さんの背中の大きさや感覚だと思うので、今回3年ぶりに参加してそれを思い出したことと、継続するすごさ・素晴らしさを再確認しました。
内村:―――
ほんとうにいま、少しのことで叩かれたりする時代ですけど、ギリギリを攻めていきたいです。
攻めていくっていう姿勢は恐れずにやっていけたらなとは思います。
そこらへんの加減が非常に難しいと思うけど、ひるまずやっていけたら、そこは意味があるとおもう。
あとは、わたしの体力がいつまで持つか。健康であり続けなきゃなって思います。
ムロ:―――
はい、これからも水泳にいっぱい通っていただいて、体力維持、してくださいね!