福島県産の水産物の安全性や、その魅力に触れ、理解を深めるためには、どんなアクションを起こせばいいか―――。
そんな想いが結実したイベントが、「親子ヒラメ釣り大会in浜通り～復興の今を、釣って、食べて、体感!!～」（10月27日 ＠福島県相馬市・新地町）。
全国各地で開催されるイベントを通じて、福島県浜通りを中心に被災地のいま届け続ける復興庁のアクションで、抽選で選ばれた関東・中部エリアの親子25組50名が参加した。
そして、このイベントを盛り上げるべくゲスト参加したのは、釣りや料理が趣味で4児の父で俳優・タレントの杉浦太陽。
船上ヒラメ釣りに挑戦！
抽選で選ばれた親子25組50名と杉浦太陽は、相馬沖での船釣りやヒラメの捌き方教室などに挑み、福島の水産物の魅力と海の豊かさを現地で楽しみながら体感！
当日は好天に恵まれ、釣り日和の一日。参加者と杉浦太陽は、港での開会式の後、相馬沖に出港。
ポイントに到着して釣りがスタート。参加者は親子で協力しながら約2時間の船上からのヒラメ釣りに挑戦し、帰港すると自然とみんな笑顔。
熱いヒラメ釣りを体感し
一生の思い出に
午後には新地町のわくわくランドへ移動し、親子ヒラメ釣り大会の表彰式に参加。
優勝は、90cm（！）のヒラメを釣った親子。
杉浦太陽も優勝者のサイズを超える 91cm のヒラメを釣り上げ、「やっぱすげえ！」という声が。参加者も杉浦も熱いヒラメ釣りを体感し、一生の思い出に。
ヒラメの捌き方を体得
表彰式を終えると、「ヒラメの捌き方教室」と「釣りの仕掛け作り教室」。
「ヒラメの捌き方教室」では、相馬双葉漁協女性部の人たちを講師に迎え、参加者はヒラメの捌き方とコツを体得。
杉浦太陽は、その手慣れたようすで作業をすすめていく姿に、講師も驚くほど。
また福島に来たい・参加したい
「釣りの仕掛け作り教室」では、参加者は4つの仕掛けづくりに挑戦。
イベントを終えて、ヒラメ釣り大会で優勝した親子は、こんな感想を……。
「釣り上げるときの感触が重くてびっくりした。ヒラメ釣りは初めてだったけど、とても楽しかった。ヒラメを使ったつみれ汁もおいしかった」
「子どもと二人で船釣りという貴重な時間が過ごせた。捌き方も習ったので、釣ったヒラメは、家で美味しく食べたい。またこのようなイベントがあればぜひ参加したい」
福島の海産物の美味しさを
親子で実感・発信してほしい
復興庁「親子ヒラメ釣り大会in浜通り～復興の今を、釣って、食べて、体感!!～」（10月27日 ＠福島県相馬市・新地町）に参加した杉浦太陽は、こんな想いを伝えた。
「きょう参加した子どもたちは、東日本大震災を経験していない若い世代の方たちでした。
そういった若い世代の人たちが、福島の海の幸の美味しさを発信していただけることが復興に向けて重要だと思います」
主催者の復興庁の担当者は、「参加者が帰港したさいに、いい笑顔だったのが印象的でした。
杉浦太陽さんも、参加者といっしょに楽しく会を進めていただき、とても良いイベントになりました」とも伝えていた。
