デジタルサイネージからプロジェクションマッピング、VR、AR、AI にいたるまで、豊富なリソースからユーズに適した「体感できるソリューション」を手がける“越境するプロデュース集団”――― T&S(ティーアンドエス/本社:東京都渋谷区)が、CONTENT東京2025 イマーシブテクノロジーEXPO(7/2~7/4@東京ビックサイト)に出展し、巨大なレースカーアトラクションなども登場させ来場者の注目を集めた。
「記憶に残る体験」を手がけるプロ集団
T&S(ティーアンドエス)は、“体験”を軸にすえたイマーシブ・XR(VR:仮想現実、AR:拡張現実、MR:複合現実の包括名称)・空間演出・生成AI など複合的なテクノロジーを駆使し、多領域の技術と表現を融合させ、プロモーションから空間デザイン、リアルイベントまで、目的に応じた「記憶に残る体験」を手がけるプロ集団。
社内にクリエイティブファーム「THINK AND SENSE」を有し、クライアントやターゲットに寄り添う共創型のアプローチ(Co-Creation)と、複合的な制作力(Production)で、業界を問わず唯一無二の顧客体験を実現させている注目企業だ。
そんな T&S(ティーアンドエス)は、CONTENT東京2025 イマーシブテクノロジーEXPO(7/2~7/4@東京ビックサイト)で、4つの体験・発信で注目を集めたから、ここでチェックしていこう↓↓↓
DIVE into RACING イマーシブ×ドライブシミュレーション
2025年5~6月開催『オーバーナイトフェス#FUJI 24H』で大型ドームテント展示した、没入×爆音×興奮コンテンツ作品を、小型のドライブシミュレーターに置き換えて来場者に公開。
富士スピードウェイに展開したドーム版は、ドーム内いっぱいに広がる全方位からの音響と映像体験のイマーシブ相互作用で、立体的な没入感を体感できた↓↓↓
https://thinkandsense.com/works/dive-into-racing/
東京ビックサイト公開版は、その技法と、ドライブシミュレーターを用いて、モータースポーツのスリルやスピード感、臨場感をリアルに体感できる設計にし、来場者たちは行列をつくっていた。
体験提案AI(生成AI体験)
映像制作/空間デザイン/ブランディングの3テーマから、リファレンスの収集からコンセプトアート生成までを体験できる、実践型生成AIコンテンツ(過去事例)を公開↓↓↓
https://thinkandsense.com/works/intel-x-minotaur-inst-generative-look-book/
実際の工程に近い形でコンセプトアートという成果物をつくるまでを体験することで、そのワークフローが体感できる。
MR(複合現実:Mixed Reality)
イマーシブコンテンツの制作工程では、制作した映像をVR(仮想現実)シミュレーターに取り込み、本番に近い条件下で見栄えの確認を行う工程が欠かせない。
こうしたシミュレーター検証によって得られたフィードバックは、コンテンツの品質向上や顧客への説明に活用される。
今回の東京ビックサイト展示では、「スーパー耐久シリーズ2025 第3戦 富士24時間レース」(富士スピードウェイ)で公開したイマーシブドームコンテンツ『DIVE into RACING』本編映像の一部を、Apple Vision Pro を用いて、没入感とスケール感をそのままに体験できた。
Ambienceオペレーション(空間演出体験)
ティーアンドエス内クリエイティブファーム「THINK AND SENSE」が開発した、空間演出に特化したオペレーションツール「Ambience」も公開↓↓↓
https://thinkandsense.com/works/tunnel-tokyo/
来場者自身が LED照明や透過ディスプレイを直感的に操作し、実際の現場運用を体験した。
美光技研との共同レーベルを起動、あらゆる領域に挑戦
イマーシブテックを武器に、大型プロジェクションやリアルイベントで革新的な体験価値を手がける T&S(ティーアンドエス/本社:東京都渋谷区)は、美光技研(本社:岐阜県美濃加茂市)と戦略的パートナーシップ契約を締結。
CONTENT東京2025 イマーシブテクノロジーEXPO(7/2~7/4@東京ビックサイト)T&S ブースには、美光技研 和田昇悟 代表もかけつけ、締結の意義、今後のビジョンなどを語った。
美光技研は、金属の潜在的な美しさを引き出す独自の研磨技術により、高級感と唯一無二の存在感を放つプロダクトを手がけてきた企業。
会場には、2社による最新プロダクト“透ける金属”も大公開。
この“透ける金属”は、0.0数ミリのドット穴が空いた極薄のステンレスシートで、その背面から映像を照射すると、穴から透けてみえる未体験のビジュアルが体感できるというもの。
両社はプロダクトを開発・制作する共同レーベルを起動し、広告やエンタテイメントの枠を超えた、あらゆる領域での活用をターゲットにし、デジタルと匠の技を融合させた“未開領域”へと展開していくという。
また、東京都渋谷区の T&Sオフィス内には、美光技研との共同レーベルによるプロダクトを紹介するショールームを設置予定。
THINK AND SENSE の今後の動きは、公式SNS をチェック↓↓↓
https://x.com/thinkandsense
https://www.instagram.com/thinkandsense/
左:T&S 稲葉繁樹 代表 右:美光技研 和田昇悟 代表