メインエリア:羽田空港センチュリオン・ラウンジ ©American Express

2025年7月16日、東京国際空港(羽田空港)第3ターミナル4Fに、アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.(以下、アメリカン・エキスプレス)のカード会員専用ラウンジ「センチュリオン・ラウンジ」がオープンします。

日本初上陸となるこの「センチュリオン・ラウンジ」は、世界で30番目、アジアでは4番目の開設となり、日本の玄関口である羽田空港を訪れる国内外のカード会員にフライト前の特別な時間を提供します。

日本文化が息づく、唯一無二の空間

羽田空港は日本で最も利用者の多い空港であり、世界でも有数の賑わいを誇る国際空港です。この重要な拠点にオープンする「センチュリオン・ラウンジ」は、単なる休憩スペースに留まらず、日本文化の世界観、職人技、芸術性を随所に凝らした特別な空間となっています。

ラウンジ内には、日本各地で調達された装飾やアート作品が取り入れられています。アメリカン・エキスプレスの社内クリエイティブ・エージェンシー「OnBrand」が手掛けたデザインは、日本の藍染め技法から着想を得た「ジャパン・ブルー」を基調とし、安らぎを象徴するこの色をラウンジ全体に織り込みました。

このほかにも格子状の木材や石材、ウォールナット材、ブラックアッシュの繊細なアクセントが天然素材やテクスチャと調和し、バーエリアの優美な「鱗(うろこ)」模様のセラミックタイルや、江戸切子から着想された特注シャンデリアなど、日本の伝統美が随所に散りばめられています。

エントランス:羽田空港センチュリオン・ラウンジ ©American Express

また、複数の日本人アーティストによる特別なアート作品も展示されています。黒木周氏によるアメリカン・エキスプレスをモチーフにした壁画や、松本沙希氏によるアメリカン・エキスプレスのマスコット「サー・チャールズ・フロスティ・ブルー」を日本の「狛犬」として再解釈したテキスタイル作品。さらに、岩崎隆二氏の陶芸作品、佐々木亮平氏の水墨画、そして横山美穂氏による輪島塗の漆工芸作品などが展示されており、特に輪島塗の作品には、2024年の能登半島地震の被災地である石川県への復興への思いも込められています。

ミシュランシェフ監修の美食と癒やしの空間

バーエリア:羽田空港センチュリオン・ラウンジ ©American Express

羽田空港の「センチュリオン・ラウンジ」では、食事体験も特別なものとなります。ミシュラン星付きレストランで腕を振るってきたシェフ・荻野聡士氏が監修する特別メニューを提供します(2025年秋頃から提供予定)。

四季折々の旬を大切にしたクラシックな日本料理ばかりではありません。ラウンジのキッチンでは、寿司やラーメンといった日本の伝統的な料理も提供し、ビュッフェでは国内外の多彩な料理を楽しめるようにします。

ドリンクメニューも充実しており、バーではワインや日本にちなんだカクテル、日本のビール、日本酒、焼酎など、プレミアムなラインナップを揃えます。日本のおやつ文化を取り入れたスイーツバーでは、お茶と和菓子が提供され、季節ごとに変わるスイーツを楽しめるでしょう。

上質で豊かなひとときを提供する各種エリア・サービス

約7,500平方フィート(約696平方メートル)の広さを誇るラウンジ内には、フライト前に心身をリフレッシュできる様々なエリアや設備が用意されています。特筆すべきは、瞑想もできる音響プログラムを備えた個室電話ブース。吸音性のあるファブリックパネルや日本の伝統アート、そして水や風の音、鳥のさえずりといった自然の癒やしの音が流れるこのブースは、機能性と静寂性を両立し、落ち着いた環境で通話や瞑想が可能です。

座席エリアも多種多様で、ひじ掛け椅子、ハイチェア、ダイニング用ベンチシート、ゆったりとくつろげるソファ、さらにはテレビ付きの個室(ご家族連れや少人数のグループ向け)など、利用者のニーズに合わせた幅広い選択肢を提供します。

また、「センチュリオン・カード」会員専用の「センチュリオンVIPルーム」も設けられています。ラグジュアリーな家具と洗練された内装に加え、組子細工の木工、専用ドリンクステーション、日本にちなんだアート作品や日本の祭り文化を捉えた写真などが展示され、特別な空間でくつろぐことができます。

その他、ワークステーション、電話ブース、プレミアムなシャワースペース、各席に備えられた充電用コンセントやUSBポート、高速Wi-Fiへの無料アクセスなど、旅や出張をサポートする充実した設備が完備されています。

日本初のセンチュリオン・ラウンジへの期待感は?

アメリカン・エキスプレスの日本代表/社長 須藤靖洋氏は、羽田空港への「センチュリオン・ラウンジ」オープンについて次のように述べています。

「日本のカード会員の方々からも長らく待望の声をいただいていた、日本初のセンチュリオン・ラウンジがいよいよ羽田空港に誕生します。海外旅行や出張の際に羽田空港を利用される日本のお客様、そして日本を訪れる世界中のお客様へ向けて、出発前に上質なひとときをこだわりのお食事や空間とともに提供し、日本の魅力として発信することをお約束します。羽田空港の新しいセンチュリオン・ラウンジで、アメリカン・エキスプレスならではの最高の顧客体験とプレミアムなサービスをお届けします」

また、アメリカン・エキスプレス・トラベル プレジデントのオードリー・ヘンドリー氏は「羽田空港のセンチュリオン・ラウンジは、日本文化をたたえる空間です。特注のアートワーク、日本の味を取り入れた魅力的なメニュー、そして私の個人的なお気に入りでもある“瞑想用の個室電話ブース”など、フライト前にリフレッシュし落ち着きを取り戻せる要素がそろっています。私たちは日本への旅行需要が飛躍的に伸びているのを実感しており、世界のカード会員にとっても大切な目的地である日本において、センチュリオン・ラウンジならではの卓越したサービスをご提供できることを楽しみにしています」と述べ、日本の重要性とラウンジへの期待を表明しました。

利用対象カードならびにグローバル・ラウンジ・コレクションの拡大について

羽田空港 第3ターミナルの「センチュリオン・ラウンジ」は、アメリカン・エキスプレスが日本を含め世界で発行する「プラチナ・カード®」、「アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・プラチナ・カード」、「アメリカン・エキスプレス®・プラチナ・コーポレート・カード」、「センチュリオン・カード」のカード会員が利用可能です。

アメリカン・エキスプレスは、カード会員の充実した旅をサポートするため、グローバル・ラウンジ・コレクションを拡充しています。対象カード会員は、世界30ヶ所のセンチュリオン・ラウンジを含め、世界1550カ所以上の空港ラウンジを利用できます。

今後もセンチュリオン・ラウンジ・ネットワークは拡大を続け、2025年にはソルトレークシティー国際空港(SLC/ユタ)、2026年にはニューアーク・リバティー国際空港(EWR/ニュージャージー)やアムステルダム・スキポール空港(AMS)に新たなラウンジを開設する予定です。

羽田空港の「センチュリオン・ラウンジ」のオープンは、日本の空の玄関口に新たな価値をもたらし、国内外の旅行者にとって、より快適で質の高い旅の体験を提供することになるでしょう。

羽田空港の「センチュリオン・ラウンジ」の詳細については、以下のウェブサイトをご参照ください
amex.jp/centurion-lounge-haneda

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