プロ野球 公式戦もいよいよクライマックスシリーズ(リーグ戦上位3チーム戦)からのセパ首位決戦 日本シリーズ。
2024年シリーズで注目を集めたのは、横浜DeNAベイスターズ。
リーグ3位でクライマックスシリーズに挑み、2位 阪神タイガース、1位 読売ジャイアンツ巨人軍を倒し、日本シリーズでパ・リーグ首位 福岡ソフトバンクホークスを下して日本一に。
ことし2025年のクライマックスシリーズで、横浜DeNAベイスターズはどんな戦いを魅せてくれるか。
―――そんな横浜DeNAベイスターズの本拠地に本社を隣接する“あの球団”も、いまアツい!
それが、日産自動車硬式野球部
横浜に本社をおく日産自動車は、ことし硬式野球部を再始動!
日産 冠協賛「#やっちゃえベイスターズ ナイター supported by NISSAN」横浜DeNAベイスターズ 対 広島東洋カープ 戦の始球式に、日産自動車硬式野球部 石毛大地 選手・主将が登板し、華麗な投球をみせて観客を沸かせた。
日産EVリーフで登場!
日産自動車硬式野球部 石毛大地は、日産 電気自動車「リーフ」リリーフカーでグラウンドに登場。
場内の拍手と歓声に包まれるなか、力強く伸びのある投球を披露し、会場を大いに沸かせた。
日産野球部ファンや日産社員がガチ応援
始球式後のインタビューで石毛は、「外角高めでストライクに入らなかったので、今日の投球は 95 点」と自己評価。
「リリーフカーには初めて乗りましたが、電気自動車ならではのスムーズな加速で乗り心地がよかったです。
日産自動車硬式野球部 再始動後は、ほとんどの人が1年目というまったく何も知らない状態からのスタートでした。
いろいろな社会人チームと対戦し、何千人ものお客さまや社員の方が応援に駆けつけてくださり、社会人野球そのものを知れたことが、ぼくたちにとって一番大きかったです」(日産野球部 石毛)
「都市対抗野球に絶対出る」
「このままじゃだめだなという基準も全員が肌で感じられて、自分たちが目指すべきものが明確になったことも(再始動してから)大きいことかなと思います。
次の都市対抗に向けては、準備期間も 1年近くあるので、そこに向けて、絶対に出て、社員の皆さんと東京ドームで戦うということをイメージしてやっていきたいなと思います」(日産野球部 石毛)
日産自動車硬式野球部 “ミスター日産” 伊藤祐樹 監督「さらにパワーアップした日産野球部で戦いたい」
そして “ミスター日産” の異名をもつ日産自動車硬式野球部 伊藤祐樹 監督はこう意気込む。
「去年の冠試合では私が始球式で投げましたが、なかなかこのような雰囲気の中で投球することはないので、石毛選手にとって貴重な経験になったのではないかと思います。
この大舞台で経験をさせてもらったことで彼が次の大事な場面で決めてくれると思います。
今年から日産野球部は再始動して、7月に都市対抗の予選があったのですが、本当に多くのファンの方に見守っていただいた大会でした。
明後日には日本選手権の予選がありますので、そこへ向けて都市対抗の悔しさを糧に全員一丸となってやってきています。
今日の石毛のピッチングも他のメンバーにも届いていると思うので、さらにパワーアップした日産野球部で戦いたいと思います」(日産自動車硬式野球部 “ミスター日産” 伊藤祐樹 監督)
球場に フェアレディZ も“登板”
この日は始球式に加えて日産らしい企画も。
来場者全員に、事前に SNS キャンペーンで募集したベイスターズ選手への応援メッセージを載せた応援ハリセンを配布したほか、スタジアム周辺の日産ブースでは、ガラポン抽選会やフォトブースを設け、リリーフカーや「フェアレディ Z」を展示。
ニッサン最新のクルマを、スタジアムで体感するというアメイジングを届けた。
「リリーフカーに乗れて、選手と同じ目線に立てて貴重な体験でした」「試合前に少し早く来てブースを体験するのも楽しみのひとつです」(来場者)