独自のスタイルを確立し、企業とのコラボレーションなど幅広く活躍する書道家、武田双雲の世界観へ―――。

日本橋三越本店は、本館7階催物会場で8月4~16日、武田双雲の個展「~時めき~」を開催する。

日本橋三越本店2回目となる今回の個展「~時めき~」は、会場を神社に見立て、一宮を「時めき」・二宮を「遊び心」・三宮を「知性」とし、それぞれに作品テーマを設定。

「自分自身に戻れる場所」というイメージで会場を構成し、日本橋に「双雲神社」が出現する。

今回の個展では、テーマに沿った独自の視点と思想を組みあわせた、250点を超える作品を展示。8月4・9・14日には、武田双雲も会場に現れる。

また、8月9日14時~14時40分に、日本橋三越本店 本館1階 中央ホールで「武田双雲 ライブパフォーマンス&トークショー」を開催。武田双雲による1日限りの特別なパフォーマンス&トークショーに、酔いしれよう。

「いまこの瞬間にトキメキを感じる。そんな感性をいつ時も持ったまま毎日を過ごしたいと思っています」と語る武田双雲が表現する“時めき”の世界を、日本橋三越本店で体感してみて。

スイスの世界最大級アートフェアに武田双雲作品が出展

また、9月20~26日にスイスで開催される世界最大級アートフェア「アート・バーゼル」(ART BASEL)のサテライトフェア「ヴォルタ・バーゼル」(VOLTA BASEL)に、武田双雲が、日本人書道家として初めて出展。

若手ギャラリーや若手アーティストの登龍門的存在のこのアートフェア「ヴォルタ・バーゼル」(VOLTA BASEL)に、武田双雲作品約15点が展示される。

また同時期の9月23日~10月25日にスイス チューリッヒで開催される「WBB GALLERY ZURICH」でも「SOUUN展」の開催が決定。テーマは“PURE ART”。アートの純粋性を表現した50点の作品を展示する。

「“ときめき”の瞬間をたくさん積み重ねて」武田双雲メッセージ

―――満天の星を見上げて、大地に横たわった。

降り注ぐ星を全身で浴びながら、「あぁ、今、この一瞬を生きている」と実感した。

優しい星の光、頬を撫でるひんやりとした風、ちょっと湿った土の感触や、草木の豊かな香り。

「今ここにいること」「生かされていること」を地球上のあらゆるものが僕に教えてくれる。

自然と涙がこぼれて、「ありがとう」とつぶやく。

“瞬間”を生きることは、簡単なようで難しい。

ましてや今、こんな時代に生きる僕らは情報の海に溺れ、迷い、

不安と闘うために分厚い鎧を身につけ、色眼鏡をかけて防御しようとする。

何も身につけず、何も持たず、素っ裸になって まっさらな心と、無防備な魂で

“この一瞬”を感じ、味わい尽くそう。

一瞬は一瞬でしかなくて、何かを感じた瞬間、過去になる。

だったらその瞬間は、最高にハッピーな感情を味わいたい。

そう、一瞬、一瞬を“ときめき”たい。

“ときめき”の瞬間をたくさん積み重ねて、ときめく毎日、ときめく人生を送りませんか?

そんな想いを込めて、今回の作品を制作しました。

展覧会を通して、皆さまの心の中が“ときめき”で溢れますように―――。

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