メットライフ生命保険「老後を変える全国47都道府県大調査2022」(全国18歳~70代 男女1万4900人対象)の結果が、明るく豊かな老後を思い描けるヒントになるかも……その調査結果と考察・トレンドが、これだ↓↓↓
将来や老後に向けて資産運用などへの意欲は 5年間で10pt以上増加
資産形成の意向は過去5年で年々増加傾向を見せ今年は約6割に。同時に金融知識獲得へのサポートも求められる。
必要だと思う金融知識と身についていると思う金融知識に大きな差
「必要だと思う」知識と「身についていると思う」知識のptを比較すると、ニーズと実態に大きな差が見られた。
「資産形成・資産管理・投資の考え方」が-30.3ptで最も差が大きく、「金融商品の利用・選択」(-27.0pt)、「生活設計・ライフプランニング」(-24.9pt)と続いた。
昨今の社会情勢に対して、約7割が物価上昇・インフレに不安
物価上昇・インフレに対して、約7割が不安と回答。不安と答えた回答者の約2割が資産運用の意欲を高め、社会情勢が「お金」への向き合い方の変化を後押ししている。
老後の不安要因は、5年連続で「お金」がトップに
老後の不安要因、5年連続でトップ3は不動。1位「お金」、2位「健康」、3位「認知症」という結果に。
お金に加え、長い人生を豊かに生きるための鍵は、「自分らしさ」
趣味・活動があると回答した「自分らしく」生きている方は、老後の「生活充実度」が15pt高い結果に。
理想の老後、若い世代ほど「つながり」重視。いっぽうシニア層は「人に干渉されないありのままの自分」を望む
新成人世代(18-19歳)は「人とのつながりを重視」した老後生活を送りたいという意向が半数超え。
年齢を重ねるほど「人に干渉されずに生きていたい」「ありのままでのんびり生きていたい」傾向に。
「人生 100 年時代」の攻める老後 (1)生活充実度
「今の生活の充実度」について聞いたところ、全体での平均点は 60.4 点。過去 3 年間で年々減少傾向がみられた。また、「将来の生活への自信」についても全体での平均点は 48.7 点で、こちらも昨年より減少する結果となった。
「貯蓄している」「資産運用をしている」という層は今の生活への充実感(全体平均 60.4 点)・将来の生活への自信(全体平均 48.7 点)がいずれも全体平均点を上回る結果となった。
また、「老後の友人がいる」「将来やってみたい事がある」という層もスコアが高い傾向がみられた。
「人生 100 年時代」の攻める老後 (2)老後の生活充実度
「65 歳以降の生活充実度」について聞いたところ、「充実している」(「とても充実している」「やや充実している」)と答えた人は 14.9%、「充実していない」(「あまり充実していない」「全く充実していない」)が41.4%。年代別でみると 18~19 歳は 34.1%が「充実していると思う」と答え、年代が上がるにつれ「充実している」は減少傾向。
若い世代の方が老後の生活に対して期待しているという結果がみられた。
また、趣味・活動がある方は「充実していると思う」(「とても充実」「やや充実」)と回答した人が、保有資産額にかかわらず、趣味・活動なしの方と 15pt 程度差がつく結果に。
趣味・活動など”攻める老後”の姿勢で行動している層は、将来への充実度の高さがうかがえる。
「人生 100 年時代」の攻める老後 (3)老後の生活における価値観
老後生活における価値観を聞いたところ、「趣味・活動」がある方がより「前向きに挑戦し続けたい」や「オリジナリティやカスタマイズが大切」と考えている傾向にあった。
老後でも現状に満足せず変化をし続け、常に自分らしさを大切にしたいという“攻める老後”の姿勢がうかがえた。
「人生 100 年時代」の攻める老後 (4)将来やってみたいこと・活動
「100 歳まで生きるとしたらやってみたいこと」を聞いたところ、「ある」と回答した方は 23.7%で昨年よりも減少。
とくに 20~30 代が昨年よりも大きく減っている。
「ある」の割合が高いのは 10 代(30.4%)、次いで60~70 代(26.7%)という結果に。
内訳を見ると、「趣味追求」「旅行」が特に高く、4 割近くを占めた。
また、「老後に不安がない」「資産運用をしている」層はやってみたい事がある人の割合が高い。
将来の目的があるからこそ、そのための資産運用をしているとも推測できる。
「人生 100 年時代」 (5)理想の老後生活について
どんな老後生活を送りたいか聞いたところ、若い世代が「人とのつながりを重視、幅広い人脈づくりがしたい」と回答する割合が半数近くに上るいっぽう、30 代以上からは「人に干渉されずに生きていきたい」と回答する割合が 6 割を超えた。とくに 50 代では 69.3%と顕著な結果となった。
また、「前向きに挑戦しつづけたい」か「ありのままでのんびりと生きたい」かをたずねたところ、同様に若い世代ほど意欲的なことが判明した。
趣味・活動のある「自分らしく」生きている方は老後の生活充実度に高い自信があり、資産運用を実施している層はより顕著な傾向が見えている。
お金に加え、自分らしさを追求する“攻めの姿勢”が、豊かな長生き時代の鍵になるのかもしれない。
調査監修した若新雄純 先生「ある程度のお金と老後への軽やかな姿勢が必要」
老後に向けた資産形成への関心はどんどん高まってるようです。
生涯の活動資金として選択の幅を広げたり、自由を追求する楽しみを見出せたら、人生観を瑞々しくできるんじゃないかと期待しています。
面白かったのは、新成人は「つながり」を重視するのに対し、歳を重ねると一人の時間や自己決定を尊重し、究極の自由を求めようとする傾向。
人間の老いには、単に枯れていくことだけではなく、熟成させていく奥深さのようなものがあるのかもしれません。
だけどそこには、ある程度のお金と老後への軽やかな姿勢が必要でしょう(調査監修 若新雄純 先生)。
メットライフ生命保険「老後を変える」取り組み
メットライフ生命保険は、誰もが明るく豊かな老後を思い描けるのをめざし、2017年から「老後を変える」取り組みを実施。
2022年には新メッセージ「もしも私が、100まで生きるなら。」を掲げ、全国47都道府県大調査2022 」や特設サイトを新設し、人生100年時代に向けて自分らしいライフデザインを描く皆さまに寄り添ったサポートをめざすというから、詳細は公式サイトをチェックしてみて↓↓↓
https://www.metlife.co.jp/changerougo/