情報通信研究機構(NICT)は、トヨタと共同で自動車法規を対象としたニューラル英日・中日自動翻訳を研究。
ニューラル翻訳は、脳の神経回路を模したニューラルネットワークを用いた自動翻訳技術。
トヨタが自動車法規についてアダプテーション後の実用度を評価し、英日翻訳はアダプテーション前と比べて自動翻訳エンジンの約24%、中日翻訳は約11%の実用度が向上した。
これにより、自動車業界全体でニューラル自動翻訳の活用が広がる。
今後は、同技術を法規文以外のマニュアルなどの多種多様な文献に展開。多言語化をすすめ、自動車産業で必要となるあらゆる翻訳を高効率化させる。