20日(土)に豊洲ぐるり公園にて行われた「STAR ISLAND 2019」を見てきました!
(c)STAR ISLAND 2019
「STAR ISLAND」とは、大都市の摩天楼を一望できる絶景のロケーションで繰り広げられる日本の伝統花火と最先端テクノロジーである「3Dサウンド」「ライティング」「ショーパフォーマンス」が完全シンクロし、訪れた人々の五感を刺激して感動体験を提供する“感覚拡張型エンターテインメント”。シンガポールでのアジア最大級カウントダウンイベントとしても起用され、2万人を熱狂させました。
(c)STAR ISLAND 2019
開催日当日は人類史上初となる月面着陸を成功させた1969年7月20日から、ちょうど50年経った歴史的な日。“ 2019: A SPACE ODYSSEY ”をテーマとし、まるで宇宙へ航海しているような興奮を体感できます。
(c)STAR ISLAND 2019
(c)STAR ISLAND 2019
夕暮れ時になると会場は多くのお客様で賑わってきました。花火ショーなので浴衣を来ている方も多くいらっしゃいましたよ。BBQやディナーを楽しみながら観覧できる席やピクニックシート、ペアベンチやテラス席など座席も様々。全席指定席なのでそれぞれの楽しみ方でゆったりと過ごすことができます。
(c)STAR ISLAND 2019
会場にはDJの姿も。「CHILL OUT TIME」パフォーマンス(デイパフォーマンス)ではアクロバティックなパフォーマンスや国内外で活躍するDJ陣によるDj Time、オーケストラバンドの生演奏など花火が始まる前も楽しめる仕掛けがいたるところで行われていました。
ブースには出店が並び、ピザや焼きそば、ビールなど種類豊富なラインナップです。
19時30分、レインボーブリッジをバックにいよいよ花火ショーが始まります。会場を取り囲むように設置されたスピーカーから創り出される3DサウンドでEDMが流れ、まるでゴーグル無しでVRを体感しているような臨場感溢れるサウンドテクノロジーが楽しめます。
パフォーマンスでは、雷炎舞集団によるダイナミックで幻想的な炎と光のエンターテインメントやオリンピック経験のある新体操選手がパフォーマンスを披露するなど、アクロバティックかつ美しいショーで観客を魅力しました。
少し見づらいですが、写真右上でレインボーに光っているのは“WATER PERFORMERS”。LEDスーツを着用したアクアボーダーが海上で舞い踊り、ショーをより盛り上げます。
また、後方に打ちあがる花火は客席から200メートルと超至近距離。12000発が夜空を彩り視界一面に広がるダイナミックな花火に包み込まれているような臨場感を味わうことができます。音楽はもちろんですが、観客の感情の波に合わせたタイミングで花火が打ち上げられているというから驚き。ベテラン花火師とクリエイターが、花火一発一発、音楽一音、一ビートが完全シンクロし、他の花火大会では味わうことのできないような一体感が生まれています。
2019年9月にはサウジアラビアの建国記念日での公演開催や、2020年末までに3年連続シンガポールでのカウントダウン公演開催が決定するなど全世界で大人気の「STAR ISLAND」。チケットは最も安くて1名 8,000円(税込)ですが、値段の高いシートから売切れ続出となる人気ぶり。他の花火大会と比べても少し高いな。。と思っていましたが、値段以上のスペシャルな演出で感動させられました。来年の開催は現時点で未定とのことですが、是非ともオリンピック間近に開催してほしいですね。
ライター:柏原美紀