ウィズコロナ時代の最初の冬は、マイカーで行く国内旅行が増加する気配……。
星野リゾートをはじめとする観光関連企業や、各自治体などは、長期化するウィズコロナのなかの「旅のあり方」として、「マイクロツーリズム」を提案し始めている。
また、混雑する大都市や遊園地を避け、電車やバスも避け、人との距離が保てるクルマでキャンプや釣り、温泉、ハイキング、ドライブを選ぶ人が増えていると業界は予測している。
このクルマでキャンプや温泉、釣りといった目的地へ行くときに、ドライバーが忘れがちなのが、クルマのメンテナンス。
バッテリーやオイル、冷却液、ウォッシャー、そしてタイヤも。
そんな出発前のチェックで、夏のうちに知っておきたいのが、タイヤ。
大手タイヤメーカーブランドのダンロップ(住友ゴム工業)は、タイヤ点検の強化活動「#タイヤ安全点検しよう!」を7月1日~9月30日、全国直営店(タイヤセレクト、タイヤランド)と、ダンロップタイヤショップグループで実施。タイヤに起因する事故の未然防止をめざす。
さらにダンロップは、ウィズコロナ最初の年の秋から冬にむけて、「温泉やスノーボードを体験できるエリアは、降雪地帯が多い。安心してドライブするためにも、スタッドレスタイヤなどの冬タイヤの準備を」と呼びかけている。
スノーボードやスキーはもちろん、温泉が湧き出るエリアも、冬は雪が降る地域がほとんど。「夏タイヤ(通常タイヤ)で行けるでしょ」という油断が、命にかかわる大事故につながる。
関東や関西、名古屋圏などから、北海道・東北・甲信越・北陸・山陰といった日本海側へ行く場合は、積雪対策をしっかりして出発したい。
その第一歩が、スタッドレスタイヤへ履き替える準備。そこで……。
進化するスタッドレスタイヤ、その最新モデルに注目!
ダンロップ(住友ゴム工業)が8月1日から発売する最新スタッドレスタイヤ「WINTER MAXX 03」(ウインター マックス ゼロスリー)に注目。
このスタッドレスタイヤ「WINTER MAXX 03」は、新技術『ナノ凹凸(オウトツ)ゴム』を採用。ダンロップ史上「最高の氷上性能」を実現したモデルで、全98サイズという幅広いラインアップもうれしい。
その進化は数字にしっかり現れている。凹凸構造の微細な突起部分がいち早く水膜(氷上の薄い水の膜)に到達することで、除水スピードが速まり路面との密着時間をアップ。
さらに素材の柔らかさにより氷への密着を高めることで、新品時の氷上ブレーキ(とまる)性能が22%アップ! 氷上コーナリング(曲がる)性能も11%アップした。
こうした最新技術で、圧雪アイスバーンやミラーアイスバーン、ブラックアイスバーンなどが発生する危険な冬道でも、安全かつ安心して走れると!
――― もちろん、ダンロップだけじゃなくて、ブリヂストンやグッドイヤーといった大手タイヤメーカーの冬タイヤも今後ラインナップされていくから、各ブランドの利点や価格を比較してチョイスしてみて。
そして、この冬はしっかりと、スタッドレスタイヤに履き替えて、安心感のある冬ドライブを楽しんで!