糖質制限、コアリズム、、グリーンスムージー、黒酢、朝バナナ・夜トマト、唐辛子……流行りのダイエットはぜんぶやった。

でも、運動不足や自宅飲み、ストレス食いで、身体は太るばかり。体調不調や疲労感も感じるように……。

日本国内では、新型コロナウイルス感染拡大以前から、国民の慢性的な運動不足が社会課題に。

見た目には適正体重でも、「隠れ肥満」の非アルコール性脂肪肝は、国内推定患者数が1000万~2000万人いるとされ、新たな現代病ともいわれている。

こうした深刻化する健康不安のなか、「中鎖脂肪酸(MCT)の脂肪燃焼作用」がいま注目されている。

MCTとは? MCTの脂肪燃焼作用のメカニズムとは?

まず中鎖脂肪酸(MCT:Medium Chain Triglyceride)とは、母乳やコナッツなどのヤシ科植物の種実に含まれる成分。

「一般的な油よりも素早くエネルギーになりやすいという特長から、これまで50年以上に渡って医療現場などでこのMCTが活用されている」と話すのは、日本抗加齢医学会専門医で虎ノ門中村クリニック院長の中村康宏 医師。

「近年市場拡大を続けるMCTが注目される理由のひとつに、脂肪燃焼作用がある。人間がエネルギーをつく出すメカニズムには大きく2つ、糖質をエネルギー源とする『糖燃焼回路』と、脂質をエネルギー源とする『脂肪燃焼回路』がある」

「通常、糖質をエネルギー源とする「糖燃焼回路」が優先的に使われるが、MCTを摂取することで体内にケトン体が生成され、脂肪燃焼回路を動かしてくれる。2つの回路が同時に働くことで、効率よくエネルギーを燃やし、脂肪が燃焼しやすい体質になる」

「つまりMCTは、脂肪の燃焼回路スイッチをオンする役目をもっているといえる」(中村康宏 医師)

MCTで体質改善! 脂肪燃焼回路スイッチオン!

MCTが脂肪を燃焼する回路スイッチをオンし、無理なく脂肪燃焼しやすい体質へと導いてくれることはわかった。

続いて「MCTオイルは自らの身体で効率よくエネルギーをつくり出せて、カラダに脂肪として蓄積しにくい良質な油」と伝えるのは、初代ミス・ヨガの沖知子プロ。

「無味無臭でどんな食事にも合わせやすく、サラダやお味噌汁のほか『毎日続けられるMCTレシピ』など、日々の食事で使っています。無理なく続け、MCTとともにライフスタイルを変えていきましょう。食事は、良質な脂質を選ぶことが大切です」(沖知子プロ)

関口絢子 管理栄養士は、MCTを使った「モーニングパワースムージー」「サーモン&豆腐のWたんぱくワンボウル」「サワーマンゴーヨーグルト」「チキンと卵のオーロラサラダ」などを提案。

沖知子プロが「MCTオイルといっしょにすすめるヨガのポーズ」や、関口絢子 管理栄養士による「MCTオイルを使ったかんたんレシピ」についてなどは、MCTプラス・コンソーシアム公式ホームページに掲載されているので、気になる人はチェックしてみて。

◆MCTプラス・コンソーシアム
https://mct-plus.jp/

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