東京2020オリンピックも無観客、東京には4度目の緊急事態宣言、まだまだコロナのせいで自宅にこもる時間が増えるばかり……。

こうした苦しい生活環境のなか、久しぶりに出勤したり、身体を動かしたりすると、自分の身体に急に襲うのが、「足のつり」。

クラシエ薬品の調査では、20~60代男女の6割が運動後に「足のつり」を経験、年代別では40代が最も多く、その次に60代・50代と続くという。

こうした「足のつり」に悩む中高年に、クラシエ薬品は、適切な漢方と予防策を公開した。

冷えを避け、とにかく温め、水分と栄養分を補給する!

まず「足のつり」ななぜ起こるか。

足がつる原因は、発汗によって筋肉を動かすのに必要なミネラルのバランスが乱れることと、冷えによる血流の悪化・筋肉の緊張。

そこで足がつるのを予防するためには、「冷えを避け、とにかく温め、水分と栄養分を補給することが大事」とクラシエ薬品はいう。

この予防策を達成させるためにクラシエ薬品がすすめるのが、足湯・ふくらはぎマッサージ・足首ストレッチ・締め付けないレッグウォーマー・就寝前の常温スポーツドリンク1杯・筋肉疲労に役立つ食べ物―――の6項目。

とくに、「筋肉疲労に役立つ食べ物」。

一時的な対症療法ではなく、原因から改善し、身体のバランスを整えていくことを目的としている漢方では、赤い食材は血を増やし、血の巡りを改善して身体を温めると考えられている。

鶏肉・牛肉・魚・大豆製品・酢のほか、クコの実・なつめなどの積極的な摂取も有効といわれている。

「足のつり」に効く漢方「芍薬甘草湯」(しゃくやくかんぞうとう)

そこで、「足のつり」に効く漢方薬のひとつめは、「芍薬甘草湯」(しゃくやくかんぞうとう)。

就寝中の突然のこむら返り、久しぶりの運動中の足のつり、筋肉のけいれんによる急な痛みなど、急激な筋肉のけいれんで悩む人にいい漢方薬。

漢方薬は、即効性がないとイメージされがち。実は「芍薬甘草湯」は、「このいま、効いてほしい!」というときに効いてくれる。

足のつりに悩んでる人は、急に襲いかかってくる「足のつり」に即アタックできるよう、常に携帯しておくのもあり。

気虚には漢方薬「補中益気湯」(ほちゅうえっきとう)を

また、コロナ禍で巣ごもりやバランスを崩しやすいこの夏、「疲れやすく、元気がでない」「気分が落ち込み、やる気がでない」「手足やカラダが冷える」「風邪をひきやすい、感染症にかかりやすい」「食欲がない、消化が悪い、さらに食後に眠くなる」という“気虚”で悩む人は、「補中益気湯」(ほちゅうえっきとう)を。

この漢方薬「補中益気湯」(ほちゅうえっきとう)は、気が不足していて、胃腸のはたらきや体力が低下している状態の人におすすめとクラシエ薬品はいう。

「胃腸のはたらきをアップし、食欲を出すことにより『気』を増やし、『気』を上の方に動かし循環させることで、疲れを改善していく処方。疲れを感じていて身体に倦怠感がある人や、食欲不振の人に効果的」(クラシエ薬品)

―――ともに第2類医薬品で一箱1400円前後。足がつる、やる気が出ない、疲れやすいという人は、漢方を試してみては?

◆クラシエ 漢方セラピー
https://www.kracie.co.jp/ph/k-therapy/

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