埼玉県小川町。小川町立東小川小学校の夜空に、閉校する小学校に込めた生徒たちの想いを描く光のショーが―――。
NTTドコモは、ことし3月で閉校してしまう埼玉県小川町立東小川小学校(小川町東小川2丁目21)と共同で、閉校当日の3月25日 19:00~19:20 の20分間に「光の思い出ドローンショー」を開催。
この「光の思い出ドローンショー」では、同校児童の愛称である「ひがしっ子」の5文字からはじまり、
同校児童から第一にあがった元気さを表す「スマイル」、
学年の垣根なく遊んでいたことを意味する「肩を組むシルエット」、
校舎を囲む豊かな自然を象徴する「花」、
児童の分け隔てない優しさを表現する「ハート」、
運動会やひがしっ子祭などの学校行事を振り返る「大玉送り」と「風船」のアニメーション、
校内で飼育し未来へはばたく意思を託した「国蝶オオムラサキ」、
児童から東小川小へ贈るメッセージ「アリガトウ」……といった児童のアイデアを灯したドローンが夜空に浮かぶ。
思い出、未来、感謝を全校児童のナレーションで描く
会場となる東小川小学校では、 同校児童の愛称を浮かべる「オープニング」、運動会や「ひがしっ子祭」など東小川小学校での日々を振り返る「思い出」、児童が飼育する国蝶オオムラサキで表現する「未来」、学校へ「ありがとう」を贈る「感謝」の4つのテーマで構成。
児童たちはアイデア出しからはじめ、全校児童によるナレーション録音を経て、65名がひとりずつ想いを込めて声を吹き込んだ。
「光の思い出ドローンショー」は、同校児童のアイデアをもとにドコモがドローン表現に落としこむという、東小川小学校とドコモとの共同制作作品に仕上がった。
ドコモのドローン活用が描く次世代コミュニケーション
ドコモは、ドローンを活用したさまざまな取り組みを実施中。
ドコモは今回、ドローンを新たなコミュニケーションツールとして、閉校をむかえる学校の児童・教職員・保護者・地域住民が、校名や校舎がなくなってもつながり続けられるような思い出をつくりあげることをめざして、ドローンショーを企画。
この「光の思い出ドローンショー」では、思い出や希望をドローンに託し、光で描く文字やイラストとして、全校児童の想いを夜空に輝かせるシーンが実現。
また、全校児童の想いの丈を録音し、ナレーションとしてショーの展開に合わせて流し、児童のアイデアと想いが込められたナレーションを、ドコモがドローンアートに落とし込む共同制作で、「光の思い出ドローンショー」が完成したかたち。
須郷校長「素敵なショーになることを願っています」
「閉校を迎えるにあたって、思い出づくりとなるイベントを予定していましたが、コロナ禍により中止を余儀なくされる中で、NTTドコモさんといっしょにドローンショーをつくりあげるという企画を知り、校舎というひとつの場所に集まり、特別な体験を共有できる貴重な機会だと感じ企画に賛同しました」
「ショーを自らの手でつくりあげることが、児童たちの心に永く残る得難い思い出になると感じています。NTTドコモさんといえばスマートフォンというイメージがありますが、コミュニケーションを中心としてさまざまな取り組みを行っているのだという新しい発見となりました」
「今回の一連の体験によって、児童の幅広い知識・視野、そして職業観を育むことにもつながるのではないでしょうか。児童や保護者のみなさまにはショーをめいっぱい楽しんでもらうとともに、NTTドコモさんといっしょにショーつくりあげた経験を通して、あらめて学校への感謝を感じ、これからのエネルギーもつかんでほしいです。素敵なショーになることを願っています」