「患者の創作活動から生まれた作品から、より多くの人たちに免疫介在性炎症性疾患について知ってほしい。患者への理解につなげたい」
そんな想いを込めて始まったアートプロジェクトが、いま作品を募集している。
アッヴィは、免疫介在性炎症性疾患の患者を対象とした「アッヴィ アートプロジェクト『PERSPECTIVES』」作品を12月16日(消印有効)まで募集中。
この PERSPECTIVES(パースペクティブズ)は、免疫介在性炎症性疾患の患者が、疾患と向き合いながらも自身の PERSPECTIVES(視点、考え方、物の捉え方という意味)を通じて心とカラダ、症状の改善などから見出した日々の喜び、希望や目標などの疾患体験を表現するアートプロジェクト。
免疫介在性炎症性疾患とは
免疫介在性炎症性疾患は、免疫応答の調整不全により組織に炎症を生じる疾患の総称。
具体的な疾患として、関節リウマチ、尋常性乾癬、クローン病、潰瘍性大腸炎、アトピー性皮膚炎、シェーグレン症候群、全身性エリテマトーデスなどが含まれる。
また進行性かつ身体機能に負担・制限がかかる疾患が含まれ、心身に大きな影響を及ぼすこともある病として知られる。
応募作品のジャンルは不問
このアートプロジェクト PERSPECTIVES(パースペクティブズ)では、募集テーマ「疾患と生きる。私の新たな可能性」にもとづき、患者の視点で、自由な表現で創られた作品と、その作品の説明やエピソードもあわせて募集中。
応募作品は、絵画、彫刻、立体造形、陶芸、写真、書道、手芸などジャンルは不問。応募資格、募集内容、評価基準、応募方法などは、公式サイトをチェック↓↓↓
https://www.abbvie.co.jp/pickup/artproject.html
また審査は、美術家による一次審査後に、医師をはじめ関連患者団体の代表者にも参加いただき二次審査を実施。
作品とともにその作品の説明やエピソードもあわせて審査し、受賞作品が選出される。
アートを通じて表現・共有、疾患に対する社会の理解を
アートプロジェクト PERSPECTIVES(パースペクティブズ)は、世界で200人を超えるアーティストが自己免疫疾患をアーティストの視点から作品として表現するプロジェクトとして2013年に開催。
その後、日本独自の企画として、患者自身に作品を作成していただくプロジェクトとして、2015年に再スタートし、今回で4回目。
第3回までに、3歳から90歳までの幅広い年代にわたる患者から、延べ345作品の応募があった。
「アッヴィは、免疫介在性炎症性疾患の患者さんが、ご自身の視点でどのように疾患と向き合い生きるかを捉え、アートを通じて表現、共有することが、疾患に対する社会の理解を深めることにつながると考えます。
本プロジェクトを通じて、ひとりでも多くの方が患者さんの思いを理解し、支援することができるよう、今後も継続的なサポートを提供してまいります」とアッヴィは伝えている。
◆アッヴィ 自己免疫疾患 アートプロジェクト 第3回 PERSPECTIVES 入選・応募作品ギャラリー
https://www.abbvie.co.jp/pickup/artproject2021_gallery.html