引越時に70%以上がご近所へ挨拶また半数は手土産を持参。

引越業者の有料オプションサービスで最もニーズが高かったのは「荷造り」。

あらかじめ新居のレイアウトを決めていた人も引越後にレイアウトが気になると90%が回答。

引越当日の食事の用意は「出前・デリバリー」で手配する人が一番多い結果に。

―――そんな衝撃結果を公開したのは、アート引越センターのシンクタンク「0123引越文化研究所」。

「0123引越文化研究所」は、この1年間で引越をした全国20代~40代の男女600名を対象に、自身の引越内容に関する調査を実施。

引越業者に依頼した引越作業の料金やサービスに関する質問に加え、引越前後の近所への挨拶や、引越当日の食事などに関する質問を通じて、引っ越す人のいまの考えや行動が明らかに。

引越費用が想定よりも高くなったと約70%の人が回答

1. 引越業者に依頼した引越について

引越業者に依頼をして引越を行なった394名(65.7%)のうち、引越にかかった費用について、想定していた金額より「高くなった」と答えた人は30.5 %、「少し高くなった」と答えた人は38.8%と、合計で69.3% の人が当初の想定よりも引越費用が高くなったと回答した。

また、家族の引越よりは単身の引越、県内での引越よりは県外への引越のほうが、想定よりも高くなったと回答する人が多い傾向に。

引越業者の有料オプションサービスで最もニーズが高いのは「荷造り」のサービス

1. 引越業者に依頼した引越について

引越業者の有料オプションサービスのうち、最も多く利用されたのは「荷造り」で43.1%。

次いで「ダンボールの回収」41.9 % 、「エアコンの取外し・取付/ 洗濯機の接続」39.6%。

また、引越当日までにやっておけばよかったと思ったことを自由回答で質問したところ、「仕分けをして荷造りをする」「荷造りが終わらなかった」など「荷造り」に関することが最も多く見られ、利用すればよかった有料オプションサービスを質問したところ、やはり「荷造り」が最も多く選ばれ、引越においては「荷造り」をどううまく進めるかが重要なポイントとなることがわかった。

新居のレイアウトを決めていた人は67% 、ほぼ予定通りにできたと半数以上が回答

2. 新居でのレイアウトについて

新居のレイアウトをあらかじめ決めていた人は67%で、そのうちの54.5%の人が思い通りにレイアウト(80%以上の完成度)ができたと回答。

また引越後に、自宅のレイアウトやインテリアで気になった箇所があると答えた人は53.5%で、レイアウトを決めて引越した人であっても90%の人が気になり、62.9%が引越後にテレビやソファー、ベッドの配置など使い勝手や生活導線の改善のためにレイアウト変更していることがわかった。

引越当日、食事の用意で最も多いのは「出前・デリバリー」

3. 引越時の食事について

引越当日の食事の用意について聞いたところ、「出前・デリバリー」が27.7%で最も多く、次いで「外食」23.7%に。

「出前・デリバリー」に加え、「インスタント食品を利用」20.0%、「冷凍食品を利用」18.2%、「食材を購入して料理」7.2%を合計すると、73.1% の人が引越当日は自宅で食事をしていたことがわかった。

70%以上がご近所に挨拶をし、新居での挨拶には半数以上が手土産を持参

4. 近所への引越の挨拶について

新居または旧居のご近所へ引越の挨拶をした人の割合は、合計で75.7%。

そのうち「新居のみ挨拶した」が最も多く37.7%。次いで「どちらも挨拶した」が22.2%、「旧居のみ挨拶した」が15.8%となり、どちらかというと新居の近所に挨拶する人のほうが多いことがわかった。

また引越先が戸建てかマンションか、持ち家か賃貸かによっても比較してみると新居がマンションの人よりも戸建ての人のほうが、新居が賃貸の人よりも持ち家の人のほうが、近所に挨拶する人が多い傾向に。

さらに子どもの有無で比較をしてみると、子どもがいない人よりもいる人のほうが、近所に挨拶する人が多い比率に。

小さな子どもがいる場合など、新天地で家族含め、コミュニケーションを取りたいという傾向の表れかもしれない。

手土産を持参する割合にも差、感謝の気持ちが金額差に

4. 近所への引越の挨拶について

また挨拶のさいに手土産を持っていった割合は、旧居での挨拶は40.8%、新居では50.4%と、新居での挨拶時のほうが手土産を持参する割合が高かった。

さらに、その手土産の種類や1つあたりの金額を聞いたところ、菓子や生活雑貨(洗剤・タオルなど)などが多く、旧居での挨拶の手土産は平均2242.73円となったのに対し、新居での挨拶の手土産は平均1410.5円。

これまで世話になった人、関わりのあった人への感謝の気持ちが金額差に現れているのかもしれない。

人・夢・暮らしの情報収集・研究分析する0123引越文化研究所

アート引越センターは、昨今の社会情勢の変化に合わせ、自社のシンクタンクである「0123引越文化研究所」をリニューアル。

0123引越文化研究所は、「引越」を生活文化の側面からとらえたさまざまな研究活動を推進するとともに、引越に限らず、さらに幅広い分野において「人・夢・暮らし」についての情報収集、研究分析活動などを多様な角度から実施。

具体的には、アンケート活動を主体とした実態調査、消費傾向や関心事、現状の問題点などの把握と分析などに幅広く取り組んでいく。

調査・研究結果については、アートグループの取り組む多様な生活サービスの質的向上に活かされるだけでなく、すべての人に有意義に役立てられるよう、広く社会還元を図っていくという。

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