茨城県常陸大宮市の無形文化財「西ノ内和紙」(那須楮100%)採用、超軽量で輸送コスト・労働時間削減、優れたリサイクル性で、業界内外で注目を集める最新マネキン―――トーマネ和紙マネキン「Waltz」(ワルツ)。

このトーマネ和紙マネキン「Waltz」(ワルツ)が、茨城県の地域や産業を元気にする優れたデザインに贈られる「いばらきデザインセレクション2023」製品・工芸部門で“選定”に選ばれた。

脱プラ・高リサイクル性・超軽量で革新

和紙マネキン「Waltz」(ワルツ)は、トーマネ(本社:東京都中央区)の工場が長く茨城県にあることで、地域貢献を視野に入れ、茨城県常陸大宮市にある国や県の無形文化財「西ノ内和紙」を素材として研究・採用し、開発。

その開発には、強度の高い和紙が求められ、強度が高く、毛足の長い楮(那須楮)100%を原料とする「西ノ内和紙」を使うことで、まったく新しい和紙マネキンを開発することに成功。

また、「西ノ内和紙」を素材として使うことで、「西ノ内和紙」の需要を生み出し、認知を拡大することで、無形文化財を後世に残すためのきっかけや、地域貢献の実現に向けて取り組んできた。

こうした革新性で従来マネキン比80%減という圧倒的な軽量化も実現。この圧倒的な軽量化により、輸送コスト・組み立てに関わる労働時間の削減にも貢献できた。

さらに成形した「Waltz」は、再び和紙に戻すことができるうえ、廃棄の場合は従来の FRP を素材としたマネキンの廃棄方法とは違い、可燃物として廃棄できる。

さまざまな形の造形制作が可能、量産めざす

トーマネは現在、この和紙製マネキン「Waltz」(ワルツ)について、受注生産で対応するという。

「製造には手漉き和紙という供給とのバランスも調整する必要があるため、お問い合わせいただいたお客様に対して、受注生産を予定しています。

今後は、量産体制を整えていき、「Waltz」の生産数の増加を目指していきます。

また、弊社では和紙造形に着目し、この造形技術において特許を取得しています。

弊社技術と型があれば、さまざまな形の造形制作が可能なため、「マネキン人形」に限らず、さまざまな形の製品を開発していきたいと考えています。

将来的には、「Waltz」の普及をめざすことで、無形文化財である「西ノ内和紙」の雇用・文化の継承を支援していきたいと考えています」(トーマネ)

―――トーマネ和紙製マネキン「Waltz」(ワルツ)は、レンタル価格 短期レンタル2.5万円/月(別途消費税)、受注生産50万円(別途消費税・配送料)。量産ペースやロット数により変動するというから、詳細は公式サイトへ。
https://www.tomane.co.jp/

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