東京都中央区にある長崎県のアンテナショップ「日本橋 長崎館」で、2024年3月9日(土)から24日(日)にかけ、8周年イベントが開催される。
イベントでは金色に輝く対馬産の「アナゴ」をその場で捌いた刺身の試食、薬膳アテンダントの池田陽子さんを招き長崎県の「煮干し」に関するトークイベント(生産量が全国トップクラス)、長崎和牛が当たる大抽選会などを実施する。
韓国との国境付近で獲れる対馬の「アナゴ」は、水深150メートル以上の深海で、約6度付近の安定した水温で成長する。身が引き締まり脂がのった大振りのアナゴは骨まで柔らかく、淡白で上質な脂と甘味が特徴だという。
アンテナショップ「日本橋 長崎館」は、2016年3月に東京・日本橋に開設。首都圏における長崎の食・文化・観光等の魅力を発信してきた。
江戸時代、長崎出島のオランダ商館長や長崎で西洋医学を伝えたドイツ人医師シーボルトなどが江戸参府する際、日本橋の「長崎屋」という薬種問屋を定宿にしていた歴史があり、長崎にとってはゆかりの深い場所である。
【日本橋長崎館】
https://www.nagasakikan.jp/