日本チェーンストア協会は26日、「うれしい!たのしい!お買い物!第12階チェーンストアお買い物川柳」の結果を発表した。今回は昨年11月~12月にかけ一般公募を行い、のべ15,571名から58,829作品の応募があったという。

選考は2024年3月14日(木)、東京都港区の日本チェーンストア協会本部で行われ、厳正な選考の結果、【一般の部】金賞10名・銀賞30名・銅賞60名/【小学生の部】優秀賞50名の入賞が決定した。

「売り場では平和に並ぶ輸入品」【宮城県・モコさん】など世界情勢を思わせる句などのほか、「見分け方AIよりも祖母の知恵」【北海道・穂苅敏さん】、「老老のふたりで挑むセルフレジ」【東京都・老天気さん】など、最新技術やセルフレジの浸透をうかがわせる内容のものも。

日本チェーンストア協会によれば、応募者のボリュームゾーンは30~40代で、男女比はほぼ半々。ここ数回のコンテストで良く見られた「マスク」「テレワーク」といったワードは見かけられず、コロナ禍からの日常への回帰が感じられる結果になったという。

コンテストは日常の大切さや消費財流通の重要性などを自覚し、「お買い物にまつわる川柳の創作を通じて、普段のお買い物のたのしさや便利さを再発見していただき、皆さまの暮らしに笑顔と元気をお届けしたい」という思いから、2012年度より開催している。

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