神奈川県横浜市泉区に2024年7月25日(木)、大規模複合商業施設「ゆめが丘ソラトス」が開業する。

相鉄いずみ野線「ゆめが丘駅」直結、横浜市営地下鉄ブルーライン「下飯田駅」から徒歩1分の好立地。立体駐車場も備え、自動車でのアクセスも抜群だ。

商圏人口90万人を有しており、幅広い世代をターゲットに据え、グローバルブランドからローカルブランドまで様々な店舗を揃えた。開業すればゆめが丘駅近辺で郊外暮らしを送るファミリー層にとって、この上ない生活の拠点となりそうで、不動産業界などを中心に各方面から熱い視線を集めている。

そんな「ゆめが丘ソラトス」の注目スポットを紹介しよう。

1階は飲食・グルメが充実

ソラトスの1階は『ゆめが丘マルシェ』『SORATOS DININGソラトス ダイニング』などに分かれ、スーパーマーケット「相鉄ローゼン」も入る。

注目スポットの1つが「YYYard」だ。「まちと人々をつなぎ、食を通してローカルライフの面白さを感じられる場所を」――そんなコンセプトのもと、神奈川県内の生産者/作り手にフォーカスを絞ったマーケットとして展開する。

生産者にスポットを当てたお店として見逃せないのが「YUMEGAOKA SUNDAY BREWING」。ゆめが丘産のホップを使用し、地域のみんなでつくるクラフトビールの醸造所。店内で醸造した出来立てのビールは併設の飲食店で、最大10類同時に楽しめる。

通路を挟んで反対側に店舗を構えるのが「gout gout YUMEGAOKA」。神奈川県産の小麦「ぼくらの小麦」を使用し、天然素材にこだわるベーカリーでは、お子様や家族で安心して食べられるパンを提供する。地元飲食店「ファールニエンテ」とも協働し、泉区産小麦の育成やメニュー開発も行う。

沿線の素材を使った美食といえば「Augusta MilkFarm 369」も見逃せない。近郊の「相澤良牧場」で育った乳牛から絞った安全・安心、そして新鮮な牛乳を使用したスウィーツやバウムクーヘンを提供する。

1階飲食・レストランゾーンは「匠 がってん寿司」「生麺専門 鎌倉パスタ」「町田商店」「丸亀製麺」「タリーズコーヒー」「ミスタードーナツ」などが入り飲食も充実。そこで最も気になったのがハワイアンカフェ「Loco’s Moco’s」だ。

ソラトスへの出店へ向けて一年ほど前から準備を続けており、牛100%のハンバーグとデミグラス風のソースなどで充実したメニューを揃え、ハワイアンなひと時を演出する。

1階には食に関係するイベントスペースもある。生産者がレシピを紹介したり、仲間との協業や情報交換等で人々が集い楽しい時間を共有できる「Live Kitchen SORATOS」だ。厨房や調理器具を備えているだけでなく、調理の様子やレシピを投影できるモニターを備えたシェアキッチンとなっており、地域交流拠点としての役割を担う。

ファッションや普段使いに便利な日用品は2階へ

2階はファッション関係の店舗が充実。「ユニクロ」や「無印良品」など誰でも気軽に入れるお店から専門店まで35店舗が入る。

ただし関東初・横浜市初となるのは、ちょっぴり背伸びした女性のクローゼットをイメージしたレディースファッションの「douce Harmonie」のみ。初の関東エリアでの出店ということで、限定アイテムやノベルティなどを多数用意する。またファッション雑貨の「LUNA EARTH」やアウトドア用品の「WILD-1」はいずれも横浜市初の出店となる。

ファッションや生活雑貨以外では、「ゆめが丘駅前眼科・横浜」「ゆめが丘デンタルクリニック」も入るほか、「生体×骨盤 カ・ラ・ダ ファクトリー」も出店する。

映画館や「遊び」にこだわった3階

3階で最も注目したいのは映画館「109シネマズゆめが丘」だ。最新鋭の映画システムを気軽に楽しめる場所として、エリア最大級のIMAXや国内最大級のScreenXを備えた。座り心地を追求し、新たに進化したエグゼクティブシート、109シネマズとしては初導入の「セルフオーダーシステム」なども導入しており、居心地の良さは抜群だ。

ファミリー層が特に気になるのはアミューズメントパーク「ASOBLE」だろう。「遊び(ASOBI)」と「できる(BLE)」の2つを組み合わせ、「遊べば遊ぶほど未来が良くなる場所」をコンセプトとして2022年に誕生。関東への出店は今回が初めてだ。

クレーンゲームなどの筐体だけでなく、飛んだり、跳ねたり、登ったりして遊べる「ふわふわドーム」、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス鳴川研究室や遊具メーカーのジャクエツと共同開発した「ねじれクライム」など、子供心をくすぐる遊具が用意されている。

小学生以下の子供たちを惹きつけるのは、やはり屋上の「そうにゃんぱーく」だろうか。3000平米の巨大なスペースを入場料無料で開放し、小学生以下の子供たちが自由に遊べるよう多数の遊具を揃えた。屋上からは相鉄いずみ野線「ゆめが丘駅」を行き交う電車を眺めることもでき、鉄道ファンや子鉄にもおススメできるスポットになっている。

フードコートも充実しており、1階同様のグルメスポットとしても使える。出店するのは全9店舗・約700席。肉好きにはお馴染みの「マロリーポークステーキ」などのほか、関東初出展の「鶏山劇場」や横浜の人気店「花板食堂」など、魅力的な店舗を揃える。

ここまでご覧になった方ならすでにお気付きかもしれないが、ソラトスは「お子さま連れ」のファミリー層が安心して過ごせるような設備が充実している。たとえばトイレ一つとっても、各階すべてのトイレに授乳室やキッズトイレを備えている。

遊びたい子供は「ASOBLE」や「そうにゃんぱーく」を、家族で色々食べたいときはフードコートを、お買い物は1階や2階で、最新の映画を楽しむなら「109シネマズ」で……という具合に、土日の遊び場としてこれ以上ないくらい「仕上がっている」場所といえる。

「ゆめが丘駅」は相鉄いずみ野線では乗降客数最下位の「何もない駅」と言われてきた。しかし、ここにきてようやく駅前に大規模商業複合施設が誕生し、駅徒歩1分のマンションも建設中。賃貸を探してみればファミリー層に丁度良い2LDK・3LDKなども増えてきた。渋谷・新宿などへは相鉄線からJR線や東急線に乗り入れて1時間ほど、豊かな郊外暮らしに最適な条件が今まさに整いつつある。

そのポテンシャルを「ゆめが丘ソラトス」で感じてほしい。

(写真提供:相鉄グループ)

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