台湾・シンガポール・マレーシア・日本と、アジア太平洋圏に事業拠点を持つ AI マルチメディアテクノロジーグループ KKCompany Technologies 。

その日本法人 KKCompany Japan は、従業員増加や日本国内ビジネス成長を見越し、Shibuya Sakura Stage Shibuya タワー 33階にオフィスを移転。今後の成長プランへも十分対応できるスペースへと拡大した。

新オフィスコンセプトは「TRAFFIC CIRCLE 環状交差点」。ひとつの CIRCLE (回遊動線)を中心に構成し、各個人のワークスペースだけでなく、従業員のコラボレーションを促進するための会議室やカジュアルスペースを確保するレイアウトに。

「みんなが CIRCLE を歩くことで、たくさんの出会いが生まれ、コミニケーションが交ざりあう。大きな流れができて、メンバーが1つになっていく。お互いを刺激し合い、高め合う。みんながCIRCLE を歩くために、オフィスに行きたくなってしまうような、そんな空間に」(KKCompany Japan)

「BlendVision AiM」代々木ゼミが正式採用

また、KKCompany Japan が提供するマルチメディア対応 AI プラットフォーム「BlendVision AiM」(ブレンドビジョン・エイム)を先行トライアルしていた高宮学園 代々木ゼミナールが、正式採用へと移行し、契約を締結。

この「BlendVision AiM」は、KKCompany がこれまで長年にわたり動画配信事業者や一般企業向けに提供してきた動画配信サービスで培った動画技術、そして AI 活用技術を融合させることで、従来の LLM(大規模言語モデル)のように AI が得意としてきたテキスト情報だけではなく、動画情報を含めたあらゆる情報資産の効率的な活用を可能とするマルチメディア対応 AI プラットフォーム。

従来のテキスト情報に加えて、企業における会議の録画、研修・トレーニング動画、企業・官公庁が提供している様々な情報や動画マニュアル、教育機関などが提供するオンライン講習、メディア業界における動画資産の効率良い活用など、「BlendVision AiM」がさまざまな情報・動画活用をアシストするという。

「生徒に進化した映像授業体験を」

「代々木ゼミナールでは、映像授業のパイオニアとして新しい授業体験を構築すべく、「BlendVision AiM」の映像情報をテキストデータ化してAI が分析し活用するアプローチに着目し、導入を決定しました。

トライアルでは「BlendVision AiM」は改善要望に対し迅速なアップデートを反映していただいておりましたので、まずは AI による動画分析機能を利用し授業品質の向上の効率化を行い、将来的には生徒へ進化した映像授業体験の提供へつなげて行きたいと考えまています」(代々木ゼミナール サテライン教育管理部 伊藤肇 統括部長)

「この度、代々木ゼミナールに、KKCompany のマルチメディア対応AI プラットフォーム『BlendVision AiM』が導入されましたことを大変嬉しく思います。日本を代表する予備校のひとつである代ゼミの映像授業等において、AI の活用を通じて、さらなる学びの利便性や効率性を追求いただき、教育分野の発展に寄与できますよう、今後も全力で支援させていただく所存です」(KKCompany Japan 日本統括代表 トニー・マツハシ)

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