◆日々運動をしている人は約6割!若い世代に比べ、70代の方が運動している人が多い傾向に
◆取り入れている運動2位「自宅での筋トレ」1位は?
◆有酸素運動・無酸素運動を意識できていない人は半数以上
◆約7割が、運動以外で健康のために食事を意識!

株式会社ニッスイは、スポーツの秋、10月14日の「スポーツの日」に向けて全国の30~70代の男女1,000名を対象に「運動習慣の実態と意識に関する調査」を実施。

本調査では、日々運動をしている人の割合や頻度、取り入れている運動、運動をする理由など運動習慣の実態を調査。そのほか有酸素運動・無酸素運動への意識や、速筋・遅筋の認知度、運動以外に食事を意識しているかが明らかとなっている。

その結果を詳しく見ていこう↓↓↓

日々運動をしている人は約6割!若い世代に比べ、70代の方が運動している人が多い傾向に

日々どのくらい運動をしているのか聞くと、6割以上の人が日ごろから運動をしている一方で、「全くしない(34.3%)」と回答した約3人に1人は運動を全くしていないことが明らかとなった。

年代別で比較すると、日ごろから運動している人は70代が7割以上と一番多い結果に。「毎日(29.0%)」運動している人は全体の約3割で、年代別で比較すると、70代が一番多く約4割の人が回答。これは30代の約2倍だ。意外にも年代が上がるにつれて、毎日運動する人の割合も増えていることが見て取れる。

取り入れている運動2位「自宅での筋トレ」1位は?

実際に、どんな運動をしているのかを具体的に聞くと、1位は「ウォーキング(55.7%)」と半数以上の人が回答。2位には「自宅での筋トレ(35.5%)」、3位には「体操・ストレッチ(21.6%)」がランクインした。道具などをあまり用意する必要がなく手軽に始められる運動をしている人が多いようだ。

なぜ運動をするのかその理由・目的を聞くと、見た目の改善や、将来の健康・病気の予防、筋力の維持・向上などが多く挙がった。そのほか、シニア層からは足腰を鍛えて自分の足で歩き続けたいといった声も寄せられた。

「綺麗になりたい。美しくなりたい。老化したくない。アンチエイジング(32歳女性・奈良県)」
「健康を維持するため。子どもの運動会でしっかり動けるように(39歳男性・神奈川県)」
「年齢的に体力が落ちていて、疲れやすくなったと感じているので、健康のためにも少しでも体力を維持したいと思うため(53歳女性・兵庫県)」
「フレイル防止のため(55歳男性・兵庫県)」
「足腰を鍛えていつまでも自分の足で元気に歩きたい(60歳女性・埼玉県)」

有酸素運動・無酸素運動を意識できていない人は半数以上

運動には、ウォーキングやマラソンなどの持久力を発揮する有酸素運動と、筋トレやスクワットなどの瞬発的に大きな力を出す無酸素運動の2種類がある。どちらか一方に偏っていると、必要な筋力が鍛えられない可能性がある。

運動をしている人に、有酸素運動・無酸素運動のどちらを意識して行っているか聞いたところ、「とくに意識していない(52.8%)」人が半数以上いた。また、「有酸素運動を意識して行っている(23.1%)」は2割以上いる一方で、「無酸素運動を意識して行っている(4.3%)」は1割にも満たない結果だった。

※グラフの構成比は小数点以下第 2 位で四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。

有酸素運動では遅筋、筋トレといった瞬発的な力は速筋が使われているが、この認知度を調査すると、普段から運動している人は約4割、運動していない人は約1割しか認知していないこが明らかとなった。速筋・遅筋という言葉自体、まだまだ浸透していないようだが、高齢になるにつれて速筋が衰えると、転倒などのリスクに繋がる可能性がある。しかし、それらを意識して運動を行っていると回答したのはわずか17.8%だった。運動はしているものの、鍛えないとリスクに繋がる可能性がある速筋を意識できていない人が多いようだ。

約7割が、運動以外で健康のために食事を意識!

運動以外で健康や体力づくりのために食事で意識的に取り入れているものについて調査すると7割以上の人は、食事を意識していることが明らかとなった。具体的には「豆類、大豆食品(47.1%)」、「野菜(46.5%)」、「牛乳、乳製品(42.9%)」を取り入れている人が多いことが分かったほか、「卵(39.1%)」、「発酵食品(30.3%)」も上位に入り、たんぱく質を意識していることが考えられる。

―本調査によって、6割以上の人が日ごろから運動をしていることが分かり、特に70代が一番多く、年代が上がるにつれて毎日運動する人も多くなり、運動意識の高さがうかがえる結果となった。一方で、全体の半数以上が有酸素運動・無酸素運動を意識的に分けて取り入れられていないことも判明。代表的な無酸素運動の筋トレなどが行えていないと、「速筋」が十分に鍛えられず、特にシニア層は転倒リスクなどが高まることが懸念される。

ニッスイでは、特別な運動を行わずに「速筋」を増やす効果を持つ魚の研究を10年以上前より進めており、スケソウダラ速筋由来タンパク質にその効果を確認。筋肉を増やすためには、運動が大切であるため、「速筋」を鍛える運動を取り入れることが最もおすすめではあるが、積極的に食生活へスケソウダラ速筋由来タンパク質を組み込むことも、試してみてもいいかもしれない。

▼ニッスイのスケソウダラ速筋タンパク質機能性訴求のHP
https://www.nissui.co.jp/specials/protein/index.html

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