東に「日本三大和菓子処」といわれる松江があり、また出雲大社があることで、松江と並ぶ菓子処として知られるまち―――島根県 出雲市(いずもし)。
古くは、お米、もち米、小豆などが手に入り、地元で砂糖が生産されていた時期もあり、出雲大社の参拝のお土産や神事に使われるお菓子がつくられてきた。
ここ島根 出雲エリアでは、現在もその伝統を受け継ぐ老舗の菓子屋や、新たな志を持ち菓子の世界に飛び込んだ職人のいる菓子屋が健在。
また、洋菓子も取り入れ、和洋が調和した新たな菓子の世界を探求している菓子屋もある。
出雲菓子のルーツは茶事の風習
さらに島根 出雲では、一般家庭において、来客とともに煎茶を飲みながらお菓子を食べる茶事の文化が深く根づき、現在も家庭内での茶事が盛ん。
茶事で出るお菓子は、素朴な駄菓子のようなものから、季節ごとのお菓子、美しい見た目や繊細な味わいのお菓子まで多岐にわたり、この茶事の風習が出雲菓子の発展に強く影響を及ぼしている。
そして出雲の菓子は、地域の豊かな自然と風土に根ざしたもので、四季折々の食材を巧みに取り入れた繊細な味わいが特徴。
春には桜の葉を使った桜餅、夏には涼を感じさせる葛菓子、秋には栗や柿を使った菓子、冬には温かみのある餅菓子など、季節感あふれるお菓子がそろう。
地元の素材を活かし、伝統的な技術と現代の創意工夫を融合させた出雲菓子は、地域の誇りであり、訪れる人々にとっても特別な味わいに―――。
美人の湯とあんこで外からも内からも整えて♪
そんな出雲菓子をじっくり体感できるのが、16種のご当地あんこスイーツを巡るスタンプラリーイベント「出雲あんこ旅2 ~平田・斐川あん結び編~」(10/1~11/30)。
この「出雲あんこ旅」は、島根県出雲市内の和菓子店や洋菓子店、甘味処、製パン店、飲食店などのあんこスイーツを巡るスタンプラリーイベント。
今回は「出雲あんこ旅2 ~平田・斐川あん結び編~」として、全16種のあんこスイーツを巡るスタンプラリーが開催中↓↓↓
https://www.kankou-shimane.com/events/68672
今年は、日本三美人の湯として名高い「湯の川温泉」がある斐川が新たに加わったのもポイント。
美容と健康にうれしい食べ物として再注目されているあんこ。美人の湯とあんこで外からも内からも整えてくれる、この組み合わせに出会えるのは平田・斐川ならでは。
湯で癒され、あんこで満たされる。そんな至福のあんこ旅を存分に楽しんでみて♪♪
監修した日本あんこ協会から推しメッセージ
「斐川には、日本三美人の湯として知られる「湯の川温泉」があり、古来より美人の里として語り継がれてきました。
現在も肌をなめらかに整える湯として、多くの方に親しまれています。
いっぽう、あんこも近年、美容や健康に良い食品として再び注目を集めています。
脂質が低く、ポリフェノールや食物繊維を豊富に含むことから、アスリートやボディビルダーなど体づくりを意識する方々にも愛食されています。
外からは湯で、内からはあんこで心身を整える。
この組み合わせを体験できるのは、平田・斐川ならではの魅力です。
「湯で癒され、あんこで満たされる」至福のひとときを、多くの皆さまに味わっていただきたいと考えます」(日本あんこ協会)
◆しまね観光ナビ
https://www.kankou-shimane.com/