表層が柔らかく傷がつきやすいといわれ、国内の総合建材メーカーでは、収納部材の一部以外はほぼ取り扱ってこなかった木材―――桐。

この弱点を強みにかえ、肌触りの良さを生むものとして、「優しい家づくりにはむしろ最適」と着目したハウスメーカーがある。

それが、埼玉県越谷市に本社をおき、浦和レッズとトップパートナーシップを結ぶハウスメーカー、ポラスグループの中央住宅。

中央住宅は、埼玉県 春日部桐箱工業協同組合や建材メーカー厚川産業と協同で、地域の伝統手工芸品「桐箱」を住空間へ取り入れ、さらに地域産業の活性化をめざし、住宅の壁面に使う内装用無垢桐パネル「KIRINOKA」を10年前から開発・展開。

2022年度は、200棟を超える自社分譲住宅に採用するほか、新たに共柄となるインテリア雑貨「KIRIHAKO」を開発。8月より販売中の最新分譲地「フレーベスト新河岸 WA plus」では、モデルハウスの1棟でさまざまな「KIRIHAKO」を展示する『アンテナモデル』とし、木素材として桐の有用性と地域連携の活動を広く伝えている。

桐の弱点を強みに、3社で価値を想像し「KIRINOKA」が誕生するまで

春日部の桐箱は江戸時代、日光東照宮の造営に携わった匠たちが春日部に住み着き、桐を使った製品づくりを始めたことから、伝統手工芸品として全国にその名を知らしめた。

いっぽうで、木材としての桐は、住宅などの壁に使う内装用の無垢材としては、これまでほとんど使われず、工芸品などにとどまっていた。

その理由は、表層が柔らかく傷がつきやすいからで、国内の総合建材メーカーでは、収納部材の一部以外はほぼ取り扱ってこなかった。

桐は、そもそも軽さや断熱性能(燃えにくさ)、防虫効果(タンニン、セサミンを多く含有)、調湿性など、非常に有用性の高い材。

浮造りや多重塗装などの仕上げを積み重ね、人気ブランドとして定着

そして欠点として捉えられてきた柔らかさも、肌触りの良さを生むものとして、ポラスグループは「優しい家づくりにはむしろ最適」と着目。

そこで10年前から、春日部桐箱工業協同組合の主要メーカーである厚川産業と協同で、桐の住宅用パネルの開発に取り組んできた。

製品化に当たっては試行錯誤を繰り返し、とくにデザイン面では、桐板の特性を最大限に引き出しながら、多様化するインテリアニーズに応えられるよう、浮造りや多重塗装などの仕上げを何度も積み重ねてきた。

こうしてできあがった「KIRINOKA」は、ナチュラル系からカジュアル系、アート系まで幅広いラインナップの製品を揃える、ポラス 中央住宅の人気ブランドのひとつとして定着した。

さらに新しい桐のインテリア雑貨「KIRIHAKO」を開発、新展開へ

そして KIRINOKA のテイストに合わせた新しい桐のインテリア雑貨「KIRIHAKO」を開発。

中央住宅はまず、「フレーベスト新河岸 WA plus」のモデルハウス1棟を『アンテナモデル』と位置づけ、コーディネート例に加え、「かるばこ+」など KIRINOKA と素材やテイストを合わせた家具や数多くの KIRIHAKO を展示。

桐の建材としての魅力だけではなく、桐のインテリア雑貨・ 家具の宣伝、また企業間の地域連携の周知の場として多くの来場者の目にとまり、共感を呼び、住宅への桐の転用、伝統工芸品の価値を共有し活性化へとつなげている。

このインテリア雑貨「KIRIHAKO」は、大手通販サイトほか、ポラスグループ住宅資材センターなどで販売を開始。気になる最新情報は公式サイトをチェック、また「フレーベスト新河岸 WA plus」アンテナモデルで、その風合い・肌触り・軽さをチェックみて↓↓↓

◆中央住宅「フレーベスト新河岸 WA plus」
https://www.polus.jp/kodate-k-as/shingashi6/

◆住宅資材センター
https://www.polus-jsc.com/

◆厚川産業
http://www.atsukawa.co.jp/

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