東京都心から南へ140km、伊豆大島の南に浮かぶ小さな離島―――東京都利島村。

この利島に住む子どもたちと、都心の子どもたちがサッカーでつながる国内初のイベントが、東京都利島村内の小中学校で開催された。

題して「キリンフレンドチャレンジカップ2023」

日本サッカー協会オフィシャルトップパートナーのキリンホールディングスは、日本サッカー協会(JFA)と共催で、サッカーを通じた”つながるよろこび”を届けるイベント「<JFA×KIRIN>キリンフレンドチャレンジカップ」を開催。

第1回は10月8日、東京都利島村内の小中学校で「キリンフレンドチャレンジカップ2023」が開かれ、子どもたちともとなでしこジャパン阪口夢穂・岩渕真奈らがサッカーでつながる時間を共有した。

キリン「サッカーを通じて人・社会とのつながりが生まれる機会を」

1978年からサッカー日本代表を応援し、2023年1月に日本サッカー協会オフィシャルトップパートナーになり、さらにサッカーへの関わりを深めるキリンは、いまなぜ「フレンドチャレンジカップ」という“つながる場”を展開するか―――。

「人と人のつながりが希薄になる昨今において、新しいつながりを望む子どもたちへ、サッカーを通じた新たな仲間との“つながるよろこび”を体感できる場として、『キリンフレンドチャレンジカップ』を開催し、たくさんの笑顔をつくり日本中を元気にしていきます。

今回は東京都利島村立利島小学校・東京農業大学稲花小学校の児童の皆さんを対象に、もとなでしこジャパン(日本女子代表)の阪口夢穂さん、先日引退を発表した岩渕真奈さんをゲストに招き、子どもたちといっしょにプレーすることで、サッカーの楽しさを通じて新しい人と人のつながりを創出していきます。

人口約300人と、村民のつながりが強いいっぽう、地理的にも幅広いつながりや多様な人と接する機会が限られる子どもたちに、サッカーを通じて人・社会とのつながりが生まれる機会を提供することで、たくさんの笑顔を創り出し、日本中を元気にしていきたいという思いから開催に至りました」(キリン)

離れていても「つながるよろこび、楽しさ」を体感!

まずは利島の交流会館と、東京・竹芝ふ頭をオンラインでつなぎ、交流会へ。

「チームが負けると自分よりもチームや仲間が落ち込んでいるほうが気になる。落ち込んでいる仲間を見たときは、全員に同じ声を掛けるのではなく、それぞれに合わせて声を掛けたり、そっとしたりする」と明かした阪口夢穂は、「実は夢という夢がなかったんです。6歳の頃に兄の影響でサッカーを始めたことがきっかけで、楽しいと思ってサッカーを続けていました」と。

子どもたちも自分の夢・チャレンジしたいことをトーク。「弁護士になって世界を平和にしたい」「サッカー選手か社会に貢献する起業家」「ピアニスト」「スポーツの審判」「お医者さんになりたい」「大工さん」といったビジョンに、阪口も「すばらしい。ナイスチャレンジ!」。

また岩渕真奈は、「兄の影響でサッカーを始め、中学校1年生のときに、なでしこ選手に会える機会もあったことで、サッカー選手になりたいという夢を明確に持ちました」と。

「ときにライバルにもなるけど、好きなことでつながり、目標に近づくためにも、友だちはとても大切な存在。楽しいことも苦しいことも、いっしょに共感できる、大切な心の支え。つながることの楽しさ・大切さも友だちと学んだ」(岩渕)

そして阪口夢穂&岩渕真奈が利島入り! 「いろいろな人とつながれることがサッカーの魅力」」

阪口夢穂&岩渕真奈は利島へと渡り、学校も学年も不問のチームとミニゲーム。2人は相手が子どもでも本気。

阪口&岩渕の本気プレーを目の当たりにし、「プロの選手の技を間近で見ることができてうれしかった」「プロの人たちの技がすごかった!」と子どもたちは“新しいつながり”を実感。

プレー後の阪口と岩渕はこう話す。

「利島の子どもたちが元気で素直で驚きました! 楽しかったです。子どもたちとのサッカー体験でしたが、ゲームでは負けたくないという思いで結構本気スイッチ入っちゃいましたね、自分でも驚きました(笑)」

「久しぶりにいっしょにプレーしたのも楽しかったですね。ボールひとつでいろんな人とつながれることがサッカーの魅力だと思うので、また参加したいです。わたしも同じチームのときは絶対負けられないと思ってスイッチが入ってしまいました」

―――サッカーを通じて“つながるよろこび”をつくる「キリンフレンドチャレンジカップ」。岩渕真奈は「まさに、いろいろな人とつながれることがサッカーの魅力」と、あらためて実感していた。

「サッカーを通じた人や社会とのつながりにより、人の心を笑顔にしたい」

キリンは、日本サッカー協会(JFA)と共創価値を通じた社会課題解決をめざすとともに、持続可能な社会に向け、キリンのCSVパーパスの一つである「コミュニティ」に取り組んでいる。

キリンはこれまで、「キリンチャレンジカップ」のような日本代表戦への特別協賛など、ファン・サポーターとともにサッカーを応援する活動や、老若男女みんなが楽しめるウォーキングフットボール(走らないサッカー)イベント「キリンファミリーチャレンジカップ」の開催を通じて、家族や仲間との絆を深める活動を続けてきた。

その根底には、サッカーには、「人と人、人や社会をつなぎ、世の中を元気にする力」があると信じ、「サッカーを通じた人や社会とのつながりにより、人の心を笑顔にしたい」という想いがある。

オフィシャルトップパートナーとしてJFAのすべての事業を支援

1978年から40年を超えて日本代表を応援し続けているキリンは、2023年から「日本サッカー協会オフィシャルトップパートナー」として、「SAMURAI BLUE(サッカー日本代表)」、「なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)」、「アンダーカテゴリー日本代表」、「フットサル日本代表」、「ビーチサッカー日本代表」、「サッカーe日本代表」を含む、すべてのカテゴリーを応援するとともに、次世代育成など、JFAのすべての事業を支援することで、人々の心と体の健やかさをサポートし人と人がつながるこころ豊かな社会の実現をめざしていくという。

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