「ピュレグミ」や「カンロ飴」で知られるカンロ株式会社が、29日に2025年度第2四半期決算説明会を開催。今後の成長戦略を発表した。

その柱となるのが、日本のグミ市場で売上No.1を誇る「ピュレグミ」を筆頭とした、米国市場への本格参入だ。

日本の11倍以上!巨大グミ市場アメリカへ

カンロが次なる主戦場として見据えるのが、グローバル事業の拡大、特に米国市場だ。

◆巨大なマーケット
2024年の米国のグミ市場規模は1兆2,917億円と、日本の1,138億円に比べて11倍以上の規模を誇る。また、国民一人当たりの年間消費金額も日本の3倍以上と、まさにグミ大国といえるだろう。

◆2025年秋、本格始動
カンロはこの巨大市場に、2025年秋から「ピュレグミ」ブランドで本格的に挑む。

◆着々と進む準備
2025年5月には現地法人「Kanro America Inc.」を設立。6月29日~7月1日にニューヨークで開催された東海岸最大級の食品展示会「Summer Fancy Food Show 2025」にも出展した。

展示会では、多くのバイヤーから「甘さと酸味のバランスがいい」「ハートの粒やパッケージのコンセプトがかわいい」といった声が寄せられ、「ピュレグミ」の味わいやコンセプトが高く評価されたという。

競争激化の国内は「ファン作り」で勝負

一方、グミの売上が伸び競争が激化する国内市場では、新たな戦略を打ち出す。

これまでは個々の商品のブランド力強化に取り組んできたが、今後は会社全体で「カンロのファン」を増やす取り組みを推進。

コミュニティサイト「Kanro POCKeT×(カンロポケット クロス)」などを通じて顧客との接点を増やし、「カンロが好きだからカンロの商品を手に取る」という状態を目指すことで、キャンディ市場における「ゆるぎない No.1 ブランド」の地位を盤石にする構えだ。

日本のグミが世界でどう受け入れられるのか、そして国内での新たなファン戦略がどう展開されるのか、カンロの今後の挑戦から目が離せない。

カンロ公式サイト
https://www.kanro.co.jp/

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