すみだ水族館内に2つの新エリアが誕生しました。開業後初の大規模リニューアルとなり、“近づくと、もっと好きになる”をコンセプトにいきものとスタッフ、お客様がさらに一体感を感じられる空間に改装されています。
【クラゲエリア】
2つの水槽が誕生し、新たな視点が加わります!まずは今回の目玉となる500匹のクラゲが泳ぐ新体感水槽「ビッグシャーレ」。直径7mの日本最大級の水盤型水槽では、アクリルを通さず直接見下せるので、クラゲの質感を体感することができます。
色とりどりにライトアップされるクラゲの姿は幻想的。悠々と美しく泳ぐクラゲたちに癒されますね。
その横には、3つの水槽が繋がったドラム型水槽も誕生しています。クラゲはそれぞれ毒を持っているので同じ水槽に多種のクラゲを展示することはできません。ですが、この水槽は横から見ると1つの水槽に3種のクラゲが泳いでいるように見えるので色や模様、泳ぎ方の違いを発見できます。
【アクアベース】
通常バックヤードで行う飼育作業が間近で見られる情報発信基地です。「ラボ」ではクラゲの飼育、繁殖作業が行われ、生後0日のクラゲの赤ちゃんが少しずつ成長し成体になるまでの過程を知ることができます。
また、気軽に飼育スタッフに質問できるようオープンスペースな造りに。
「キッチン」では、飼育スタッフが“食”を通していきものたちの健康を守る姿を間近で見学できます。いきものに対して家族や仲間のように接している為、餌ではなくご飯と言うそう。それぞれの好みや日々の体調に合わせてご飯を用意しています。
冷蔵庫には好みの食べ方や今日のメニュー、既にどれだけ食べているかが事細かく記載されています。
「何時からご飯をあげますよ」など、その時々のいきものに関するリアルタイムな情報が発信される大型リングサイネージも新登場。
【新メニュー、新グッズ】
大規模リニューアルを記念し、クラゲをイメージした飲食メニューやオリジナルグッズも販売されます。
飲食メニューでは、食用クラゲが乗った“勝手にクラゲシェイク”やミズクラゲの特徴を表現した“ハピネスクラゲゼリー”が登場。暑い夏でも爽やかに楽しめます。
また、ふわふわな“クラゲクッション”や飼育スタッフが描いたクラゲのイラスト入り“すみだ水族館 プリントせんべい”などクラゲモチーフのオリジナルグッズの販売も。来館のお土産にぴったりですね。
クラゲの生態や魅力をより身近に感じられる展示へと生まれ変わったすみだ水族館。皆さまも是非クラゲに癒されてみてはいかがでしょうか。
リニューアルオープンの詳細はこちら → https://www.sumida-aquarium.com/renewal_Area/
(記事、写真:柏原美紀)