移住には興味がある。でもあちこちに点在ある自治体の移住プランをどうピックアップしていいかわからない―――。
テレワークやニューノーマルの普及でそんな人が増えるなか、「まず農業の技術と経営を学んで、ベストな移住先を決めていく」という人も増えているという。
こうした人たちの学びの場として注目されているのが、アグリイノベーション大学校(AIC https://agri-innovation.jp/)。
このアグリイノベーション大学校(AIC)は、「仕事を続けながら週末だけで農業を学びたい」という社会人むけ農業スクール。
運営は、東京農業大学と包括連携協定を締結し、農業人材育成に取り組むマイファーム(https://myfarm.co.jp/)。
農業を始めるために必要な「技術力・経営力・仲間」が得られる“学びと出会いの場”としていま注目を集め、外資系金融企業や大手広告会社、大手通信・IT企業などに務める30代や40代が、このAICを経て農業で成功を収めているケースが増えているという。
卒業後は独立就農をはじめ、多種多様な道へ
仕事を続けながら週末で農業を学びたい人にむけて開かれたアグリイノベーション大学校(AIC)では、農業の技術や経営に関しての知識・理解を深める、学びのプログラムを提供。
有機農業の原理原則を軸に、農業技術の基礎から応用、就農をめざすにあたっての基礎知識、生産・流通・販売、そしてアグリビジネスといった農業経営に関するノウハウを体系的に学べる。
さらに視野を広げ、「農」を基軸に、社会・地域の課題解決を考えるカリキュラム構成が特徴。
卒業生は、独立就農(新規参入)をはじめ、独立就農(Uターン移住)、地域おこし(Iターン移住)、雇用就農(農業界へ転職)、アグリビジネス起業、社内起業・キャリアアップなど、さまざまなステージへと踏み出している。
また移住についても、大学校側が多彩なサポート体制を整え、「移住して農業とテレワークを両立させたい」というビジョンで入学する人たちにむけたサポート・コンサルティングも実施している。
受講はオンラインとリアル、エリアは関東と関西から選べる!
農場実習と座学講義で農業技術を学び、座学で農業経営ノウハウ、ネットワーク・サポートで仲間や人脈を培っていくアグリイノベーション大学校(AIC)。
受講は公式ホームページで受け付け、関東・関西・オンラインの3つから選べる。また、目的別にコースも導いてくれる。
また、10月はオープンキャンパスを複数回・各地で実施。同大学校の埼玉実習農場や千葉実習農場、横浜実習農場、京都農場などで農場見学・体験入学・学校説明会を実施するから、気になる人は AIC 公式ホームページ(https://agri-innovation.jp/)をチェックしてみて。
――― このアグリイノベーション大学校(AIC)初代学長で、マイファーム代表取締役の西辻一真CEOは、こう伝える。
「農業に関心をもった社会人の方が、農業の知識や経験を得る機会は未だ限られています。『農業をやってみたい』と思った人が、 誰でも自由に、自分のタイミングで、農業を学ぶことができる機会を提供したい」
「そうした思いから、わたしたちはアグリイノベーション大学校を開校しました。やってみたいと思った時が、スタートラインに立ったときです」