2019年4月、東京都豊島区東池袋の路上で、当時87歳の男性が運転するクルマが暴走し、歩行者・自転車らを次々にはね計11人を死傷させた痛ましい事故から2年―――。

超高齢化社会が加速する日本でいま、高齢ドライバーの「アクセルとブレーキの踏み間違い事故」が深刻化している。

たとえば警察庁のデータでは、75歳以上の高齢ドライバーは操作不適による事故が最も多く、そのうちブレーキとアクセルによる踏み間違い事故は、75歳未満が全体の0.8%に過ぎないのに対し、75歳以上の高齢運転者は6.2%と数値が跳ね上がる。

こうした危機的状況を打破すべく、自動車メーカーや自動車用品店などが対策を打ち出し始めた。

たとえば、イエローハットもそのひとつ。

「アクセルとブレーキの踏み間違い事故」撲滅プロジェクト6/24始動

カー用品専門店のイエローハットは、「無事故の日」6月25日にあわせ、高齢ドライバーの「アクセルとブレーキの踏み間違い事故」撲滅プロジェクトを6月24日からスタートさせる。

まず、後付けの「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」の取付け費用4万1800円に対し、イエローハット独自の補助として1万7820円分のクーポンを発行。

さらに国からのサポカー補助金2万円が適用されることで、実質3980円で同装置を導入できるプランを6月24日からスタートする。

「このクーポン利用で、「踏み間違い事故」の危険性を喚起し、より多くの高齢ドライバーへの導入につなげ、安心安全なドライブ環境づくりをめざしていく」(イエローハット)という。

実施期間は6月24日~10月31日。クーポン発行はイエローハット公式ホームペー(https://www.yellowhat.jp/tokusyuu/safety_support/index.html)や、LINE(ID:@yellowhat)、店頭リーフレットなどから。

対象製品はサン自動車工業「S-DRIVE誤発進防止システム2」、対応店舗はイエローハット全店舗。

新山下店で6/24-26.7/3-4「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」体験会

また、イエローハット最大規模店舗の新山下店(神奈川県横浜市中区新山下1-17-39)では、6月25日「無事故の日」にあわせ、「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」体験会を開催。

年齢問わず運転免許保有者であれば誰でも参加でき、「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」つき自動車の助手席に乗り走行体験できる。また、駐車状態にて運転席でのアクセル踏み込み体験もできる。

開催期間は6月24~26日、7月3~4日。開催時間は13:00~18:00。参加は無料。

―――あの痛ましい事故を教訓に、いまこそイエローハットで「アクセルとブレーキの踏み間違い」への恐怖と、その対策として「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」の装着価値を、実感してみて。

◆イエローハット「アクセルとブレーキの踏み間違い事故」撲滅プロジェクト
https://www.yellowhat.jp/tokusyuu/safety_support/index.html

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