獣医学部と生命・環境科学部からなる麻布大学は、文部科学省私立大学研究ブランディング事業「動物共生科学の創生による、ヒト健康社会の実現」をテーマにした国際シンポジウムを7月29日に開催。

そのダイジェスト映像が公開され、午前の麻布大学 教授陣による研究レポート、午後の海外招待講演(英語セッション)の内容を約2分半で確認できる。

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「動物との共生がもたらすヒトの心身の健康」を探求
国際シンポジウムに500人を超える聴講者
麻布大学で7月29日に実施
https://tetsudo-ch.com/9698434.html

午前の部は、同大獣医学部(微生物学第一研究室、ブランディング事業副統括者)阪口雅弘教授の司会によって進行。各プログラムのテーマは下記のとおり。

◆同大 獣医学部(野生動物学研究室)南正人准教授「野生動物の資源化・有効活用による共生システム構築のための微生物研究」

◆同大 獣医学部(病理学研究室)上家潤一准教授「比較病理学から考えるAAアミロイド症研究」

◆同大 生命・環境科学部(環境衛生学研究室)関本征史准教授「ペットフードから変異原が検出される?コンパニオンアニマルの発がんとの関わりを探る」

◆同大 獣医学部(伴侶動物学研究室)茂木一孝准教授「犬との共生は細菌叢を介してヒトのメンタルヘルスを促進している?」

また午後の部は、国内の先端科学者や海外の著名な研究者を招いての招待講演を英語セッションで実施。

午後の講演では、同大獣医学部(介在動物学研究室、ブランディング事業統括者)菊水健史教授が司会を務め、東京都医学総合研究所 心の健康プロジェクト 西田淳志プロジェクトリーダー、カナダ マックマスター大学 Paul Forsythe 氏、アメリカ テキサス大学 医学部 Shelly A. Buffington 氏、理化学研究所 生命医科学研究センター 粘膜システム研究チーム 大野博司リーダーの講演を案内した。

tokyochips編集部

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