「イタリアは、オペラをはじめ、文化、芸術といった面においてとてもポテンシャルの強い国といえます。このキャンペーンを通じて、その魅力を若い方々をはじめ一人でも多くの方に伝えいきたいと思います」

―――そう語るのは、ジャンルイジ・ベネデッティ駐日イタリア大使。彼がこう語ったのは、一夜限りのオペラコンサート “TRIBUTE TO PAVAROTTI CONCERT” の空間で。

「be IT campaign」1周年、珠玉の時間

この一夜限りのオペラコンサート “TRIBUTE TO PAVAROTTI CONCERT” は、イタリア外務省が世界中で展開する「-Italy is simply extraordinary- be IT campaign」が1周年を迎えることを祝し、イタリア大使館、ルチャーノ・パヴァロッティ財団主催のもと、10月28日にイタリア文化会館で開催された、珠玉の時間。

イタリア外務省が世界で展開する「be IT campaign」

「be IT campaign」は、2021年に始まった、イタリア外務省が世界で展開するブランディングキャンペーン。

文化芸術やファッション、テクノロジーなど、さまざまなイタリアの魅力を世界に発信。

今年10月に本キャンペーンも1周年を迎え、世界各国でアニバーサリーを祝うイベントが開催されている。

イタリアの魅力に酔いしれる一夜に―――

日本では、 「世界三大テノール」の一人として、日本でも音楽ファンの人気を集めた歌手ルチアーノ・パヴァロッティの没後15年を迎えることもあり、ルチアーノ・パヴァロッティ財団が支援する若い才能あるオペラ歌手を招聘。

G.ロッシーニのセビリアの理髪師より「フィガロのカヴァティーナ」から、G.ヴェルディの「乾杯の歌」など、さまざまなオペラから国内の名曲から日本でもよく知られている「オ・ソレ・ミオ」といったイタリア歌曲まで、非常に豊富なレパートリーで22曲が披露され、お祝いに訪れた300名以上の来場客とともに、イタリアの魅力に酔いしれる一夜に―――。

ジュリア・マッツォーラ / Giulia Mazzola(ソプラノ)

ジュゼッペ・インファンティーノ / Giuseppe Infantino(テノール)

パオロ・アントニオ・ネーヴィ / Paolo Antonio Nevi(テノール)

ロドヴィコ・フィリッポ・ラヴィッツァ / Rodovico Filippo Ravizza(バリトン)

パオロ・アンドレオーリ / Paolo Andreoli(ピアノ)ルチャーノ・パヴァロッティ財団音楽監督

「まだ皆さんが知らないイタリアの素晴らしさも紹介」

「 -Italy is simply extraordinary- be IT campaign は、ナショナルブランディングとしてイタリアの魅力を紹介する初めての試みであり、伝統的な強みはもちろん、まだ皆さんが知らないイタリアの素晴らしさも紹介できる素晴らしいキャンペーンとなっています」とベネディッティ大使がいうように、今後の展開も期待したい。


イタリア文化会館 ディ・マイオ 館長


ルチャーノ・パヴァロッティ財団 ルーカ・レッリ ヴァイスプレジデント


会場にはモデルの大平修蔵やSHIHO、當間ローズなど数多くのセレブリティも出席した

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