和式トイレが使えない、朝礼で立ってられない、足がすぐつる、雑巾がけができない、まっすぐ走れない、倒立できない、転んだときにてをつけずに顔面を売ってしまう。ボールをグラブでキャッチできず顔に当ててしまう……。

こんな子どもたちがいま増えているという。そう。子どもたちのロコモティブシンドローム(ロコモ)だ。

なぜいま、子どもたちのロコモティブシンドローム(ロコモ)が急増しているのか。そして対策はあるのか―――。

そんな不安を解消してくれるステージプログラムが、東京・丸の内で開催された。

それが、第31回日本医学会総会 博覧会 マルキューブ オープンステージプログラム

ここは東京 丸の内エリア(大手町・丸の内・有楽町)で、4月15~23日に開催されている第31回日本医学会総会 2023東京 博覧会↓↓↓
https://isoukai-expo.jp/

同博覧会のマルキューブ オープンステージプログラム(丸ビル1階)で、開催される30以上のセミナーやイベントのなかのひとつが、「なんだろう?子どもロコモ~親子で参加 じゃんけん大会~」。

このステージでは、整形外科医師 林承弘先生、理学療法士 二階堂元重先生(ともに認定NPO法人 全国ストップ・ザ・ロコモ協議会)、佐治真規子キャスターが登壇し、「ロコモとは? 解説」「正しい姿勢をとるコツ」「ロコモ体操」「じゃんけん大会」などを子どもたちといっしょに共有、会場は立ち席が出るほど盛り上がった。

深刻化する現代人のロコモティブシンドローム(ロコモ)とは

このロコモティブシンドローム(ロコモ)とは、運動器症候群のこと。運動器の障害により、歩行・立ち座りなどの移動機能の低下をきたした状態のことをいう。

本来は、加齢にともなう筋力の低下、関節や脊椎の病気、骨粗しょう症などにより立つ・歩くといった移動機能が衰えて、要介護や寝たきりになるリスクのある高齢者の症状だったがい、いまは子どもたちにもその危険性が迫っている。

その最大の理由は、スマートフォンやゲームなどによる、デジタルデバイスと向き合う時間が増え、反比例し減少している運動量。

子どもたちはいま深刻な運動不足に陥り、前述のような和式トイレが使えない、朝礼で立ってられない、足がすぐつる、雑巾がけができない、まっすぐ走れない…といった「かつての子どもたちが普通にできたことがいまできない」が深刻化している。

骨盤を立てて姿勢を、運動と姿勢・可動チェックでロコモ改善

こうしたいまの子どもロコモティブシンドローム(ロコモ)を把握したうえで、整形外科医師 林承弘先生と 理学療法士 二階堂元重先生は、「いい姿勢は骨盤を立てること。姿勢がいいと、前屈ができないといった苦手意識がなくなる」と教えてくれた。

「子どもの頭は、およそ3kgある。スマホやゲームに夢中になって、3kgある頭が15度傾くと、それだけで首に大きな負荷がかかり、肩こりの原因になる。

いい姿勢は骨盤を立てること。姿勢がいいと、前屈ができないといった苦手意識がなくなる。姿勢がいいと、すべてがうまくまわってくる。骨盤を立てるためには、お父さん・お母さんが背中の骨盤をぐっと押して上げること。この骨盤を立てることがポイント」

そして両先生は、親たちは子どもの「あごが出てないか」「猫背になってないか」「骨盤が後ろに傾いていないか」をチェックしてほしいと呼びかけ、適度な運動とともに、片足立ち・体前屈・しゃがみ込み・肩上げ(ばんざい)ができるかどうかを常にチェックしてとも伝えた。

まだまだいろいろ! マルキューブ オープンステージプログラム

東京 丸ビル1階で期間中にいろいろ開催されるマルキューブ オープンステージプログラムは、なんと30プログラム以上!

4月17~23日は、「関節リウマチの最新情報~最近の診断と治療の進歩~」「血液の病気は子どもにもよく起こります~世界でもっとも多い遺伝する病気は,なんと血液の病気です~」「検査値の読み方~健康診断データを正しく活用する~」「パーキンソン病はここまでわかった!」「VRを用いた患者さん同士のサポート・遠隔フィットネスシステムを体験しよう!」「月経コントロールと運動習慣のメリット ~女性がいきいきと美しく過ごすには~」など自分ごととして気になる話題がいっぱいだから、各ステージプログラムの詳細は、公式サイトをチェックしてみて↓↓↓
https://isoukai-expo.jp/marucube/index.html

歩いて健康 目指せ1000万歩! 豪華プレゼントも! 博覧会スタンプラリー

そして豪華プレゼントが待っているスタンプラリーにもトライ!

知らない街を歩いて巡る旅アプリ「膝栗毛」を使って、博覧会期間限定のスタンプラリーに参加しよう。

博覧会会場から2か所、丸の内・有楽町エリア内指定店舗から2か所、合計4か所以上を巡りQRコードを読み取ると、ゴール地点の「Have a Nice TOKYO!」(三菱ビル1階)で体組成計・ジューサーミキサー・脳トレゲーム機・トレーニング機器などがもらえるぞ!

発酵食で人も街も元気に! HAKKO MARUNOUCHI 2023 Spring

さらに「発酵食で人も街も元気に。」をコンセプトに、2021年よりスタートしたプロジェクト『HAKKO MARUNOUCHI』にも注目。

今回の第31回日本医学会総会 博覧会の期間中を含む5月7日までは、丸の内エリアの9店舗↓↓↓で発酵メニューや商品を提供。

対象店舗は、Marunouchi Happ. Stand & Gallery(丸の内二丁目ビル1F)、有楽町micro FOOD&IDEA MARKET(有楽町ビル1F)、日本の御馳走 えん(新丸ビル B1F)、酢重ダイニング(新丸ビル5F)、酢重正之 楽(新丸ビルB1F)、MUS MUS(新丸ビル7F)、Daedoko(丸ビル5F)、TSUTAYA BOOKSTORE MARUNOUCHI(丸ビル4F)、MY Shokudo Hall&Kitchen(TOKYO TORCH 常盤橋タワー3F)。

そして「丸の内 × 食べログ 「総会後に寄りたい美味レストラン」」(丸の内・有楽町エリア)も食べログで公開中だから、こちらも要チェック。

―――そのほか、第31回日本医学会総会 2023東京 博覧会では、こども向けワークショップ、丸ビルホールプログラム、タウンコンサート、救急車に乗り込もう、丸の内仲通りUrban Terrace × 医学会総会 博覧会、大手町・丸の内・有楽町 仲通り綱引き大会、丸の内ラジオ体操など、医療・健康にまつわるイベントやプログラムがいろいろあるから、詳しくは「第31回日本医学会総会 2023東京 博覧会」公式サイトへ↓↓↓
https://isoukai-expo.jp/

健康と医療をもう一度考える。いましか聞けない「からだの知りたい!」 が東京・丸の内にある―――。

◆第31回日本医学会総会 博覧会
主催:日本医学会
後援:日本医師会、日本歯科医師会、文部科学省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省、総務省、東京都、NHK、日本病院会、日本看護協会、日本薬剤師会、日本病院薬剤師会、日本診療放射線技師会、国際博覧会推進本部、読売新聞社、朝日新聞社、毎日新聞社、日本経済新聞社、東京新聞、共同通信社
特別協賛:シスメックス
特別協力:三菱地所
ローカルパートナー:大丸有エリアマネジメント協会(リガーレ)、DMO東京丸の内

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