南北に関東鉄道常総線、東西に圏央道が走る農業がさかんな市―――茨城県常総市。
この常総市の圏央道 常総インターチェンジ直近に、アグリサイエンスバレー常総「TSUTAYA BOOKSTORE 常総インターチェンジ」が5月27日、グランドオープン。
先行して4月末にオープンした「道の駅常総」とあわせ、「田んぼしかなかった街」に、親子3世代が楽しめる空間が出現したということで、初日も大にぎわい!
親子3世代でまる一日楽しめる、最新 遊び場 学び場 空間
しかも東京・代官山T-SITEや、湘南T-SITE、枚方T-SITE(大阪)のような、人気TSUTAYA空間と同クラスの居心地で、「Second House 自宅でできない楽しみを」というコンセプトを体感できる。
スターバックス コーヒー(Starbucks Coffee)のコーヒーを片手に、購入前の本をゆっくりと選べる「BOOK & CAFE」を中心に、ボーネルンド監修の子ども遊び場「kusu-guru kids park」や、手作りパンとケーキの「夢工房 粉とクリーム」や、地産地消ジェラートの「SENDA BANDA」(TODA農房常総)、そして道の駅常総があるから、親子3世代でくれば、半日じゃ時間が足りないぐらい。
しかもこうした大型の TSUTAYA BOOKSTORE は茨城県内初出店ということで、注目度が高いのもわかる。
すでに100を超える自治体や企業が視察に訪れたほどの注目度
グランドオープンの前日、5月26日には、ここアグリサイエンスバレー常総まちびらきセレモニーが開かれ、常総市 神達たけし市長をはじめ、戸田建設 植草弘 執行役員副社長戦略事業本部長、SBプレイヤーズグループたねまき 藤井宏明 代表取締役社長、たねまき常総 前田亮斗 代表取締役社長、同 滝田美和PR担当、施設を運営する東和観光開発 小林岳志 代表取締役、今井剛志館長らが登壇。
農業6次産業化を軸とした新たな地域創生拠点として、官民が連携したまちづくりのモデルとして、すでに「100を超える自治体や企業が視察に訪れた」(戸田建設 植草副社長)という。
「復興のシンボル」が突如、人気観光スポットに
そして忘れてはいけないのは、常総市は2015年9月、鬼怒川の堤防が決壊し濁流に飲み込まれた地ということ。
そんな地が、こうして人であふれ、にぎわう生活拠点・観光スポットに生まれ変わったことで、常総市 神達市長も「復興のシンボル」と期待を込める。
「【アグリサイエンスバレー常総まちびらき】常総インターチェンジ周辺45ヘクタールの農業6次産業の大拠点整備! 8年前の水害復興のシンボルとして、あの時お世話になったボランティアはじめ関係機関への感謝、そして市民のシビックプライドの為に!本日、TSUTAYA BOOK Storeプレオープン!」(神達市長 公式Twitter @takezo4313)
しかも神達市長によれば、4月28日にオープンした道の駅常総にも、大型連休は大勢の客が押し寄せ、茨城県内の2023年大型連休観光スポット集客ランキングで、突如4位に躍り出たとか。「田んぼしかない市に、こんなに人が来るとは」と関係者も驚いている。
PPP 事業協力者の戸田建設「約2000人の雇用や、税収効果も」地域創生に貢献
5月26日にまちびらきしたアグリサイエンスバレー常総は、構想段階から、茨城県常総市の地権者が所有する農地を集約し、大区画化すると同時に、生産・ 加工・流通・販売までの一貫した事業施設を整備し、1次から3次までをあわせた農業6次産業化による地域活性化をめざした最新事例。
ここで官民が連携し、効率的かつ効果的な公共サービスの提供を図る PPP 事業協力者(パブリック・プライベート・パートナーシップ)となったのが、戸田建設。
戸田建設は「同事業によって約2000人の雇用や、税収効果も見込まれ、地元と連携した波及効果が期待されている。戸田建設はこの事業を軸として、今後も地域創生に貢献していく」と伝えていた。
同社が描くまちづくりプランのもと、最先端の技術を取り入れた農業施設、物流拠点や道の駅、「BOOK & CAFE」スタイルの『TSUTAYA BOOKSTORE 常総インターチェンジ』などが開業し、「一面が田んぼだった地に、地域住民が集うオアシス、復興のシンボルができあがった」というアグリサイエンスバレー常総「TSUTAYA BOOKSTORE 常総インターチェンジ」。
クルマで行くが便利なのはもちろん。関東鉄道 常総線 三妻駅からも歩いて20分ほどで行けるから、公式サイトをチェックして、行ってみて↓↓↓
https://store-tsutaya.tsite.jp/store/detail?storeId=1082