1923(大正12)年の関東大震災から、ことしで100年。

いまこそ、消防・防災の最新技術や車両・機材を体感し、家族みんなで楽しく備えたい―――。

そんな想いを叶えてくれる祭典が、東京ビッグサイトで6月15~18日に開催される。

それが、国内最大級の消防防災展示会「東京国際消防防災展2023」

5年に1度開催される国内最大級の消防防災展示会「東京国際消防防災展2023」は、消防・防災に関する団体・企業はもちろん、家族みんなで楽しめるコンテンツがいっぱい。

今回は、過去最大級の出展規模(約4万3000m2)に前回2018年時の296社・団体を上回る326社・団体が出展。

国内外の消防・防災に関する最先端のサービスや製品が一堂に集結し、その最新技術・技能公開をはじめ、新旧の消防機材展示、体験・学びコーナー、セミナー、子ども向けアトラクション、アニメ放映、グルメなど、家族全員が楽しめるコンテンツをさらに充実させて開催する。

安藤美姫もメインステージに登場

東京ビッグサイト内の会場各所では、生活に関わることから専門的なことまで、消防防災に関するさまざまなセミナーや講演も開催。

メインステージではフィギュアスケーター安藤美姫が、『東日本大震災より12年 被災地に対する安藤美姫の取組について(仮称)』や、パリ消防局 アルノー・ド・カクレ 副局長が、パリ2024の現状やそれに向けたパリ消防局の取り組みを紹介する。

最新の救急車から、戦前戦後に活躍したポンプ車もいろいろ展示

展示エリアには、日本初となる電気自動車の救急車や、水素で走る車両など、東京消防庁が所有する最新の消防車両も登場。

関東大震災で活躍したクラシック消防車両「T型フォード消防ポンプ自動車」や、本格的な国産消防ポンプ自動車の第1号で戦前戦後の火災に奔走した車両「ニッサン180型消防ポンプ自動車」、在日米軍消防隊や東京消防庁の特殊車両なども展示される。

キッズ向けミニカーやキッチンカーなど、楽しい・おいしいコーナーも

また、東京消防庁消防部隊や在日米海軍消防隊による迫力の消火・救助演技を披露し、関東大震災から100年の節目を迎えることから、その教訓や現在の震災対策について紹介するほか、ミニカー乗車など子どもたちが楽しみながら消防に触れ合える「子供体験エリア」もある。

展示エリアには、バラエティ豊かなキッチンカーなども出店するので、体験して・遊んで・食べて1日じゅう楽しめる。

特別企画「非常用電源ゾーン」にも注目

今回の特別企画「非常用電源ゾーン」では、「非常時の電力確保」をテーマに、自家発電装置・移動電源車・ポータブル電源・燃料備蓄タンクなど、災害発生時の備えから緊急時の対策・対応製品を展示。これも“自分ごと”として興味深い展示があるというから、要チェック。

「め組の大吾 救国のオレンジ」フォトスポットも!

そのほか、月刊少年マガジン(講談社)で連載中「め組の大吾 救国のオレンジ」のキャラクターといっしょに写真が撮れるフォトスポットや、大型スクリーンでの「ノブさんからのメッセージ~手記に学ぶ関東大震災~」(朗読・ナビゲーター:上野樹里)放映などもあるから、詳しくは公式サイトをチェックして、みんなで行こう↓↓↓
https://www.fire-safety-tokyo.com/jp/index.html
https://fst2023-tfd.jp/


(画像には前回2018年開催のシーンもあり)

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