日本政府は2023年5月、コロナ感染を「新型インフルエンザ等感染症(2類相当)」から「5類感染症」に移行させました。外出制限が緩和されたことにより、日本人の海外旅行需要が高まってきています。
とは言え、物価高や円安の影響で欧米などの旅行先はまだまだ敬遠されているのが実情。人気の旅行先としてフィーチャーされているのはアジア圏です。特にインドネシアのバリ島は「トリップアドバイザーアワード2023アジア部門」で1位を獲得しており、今年の夏休みのトレンドとなる予感があります。

日本人が“行きやすい”近場リゾート地


バリ島は、90年代後半から2000年の初めにかけて一世を風靡。JALがバリ島への直行便を提供したことで「ジャルバリ」という言葉も生まれました。入島数は日本人が一番多く、ハワイと並ぶ人気の旅行先に。
なぜバリ島は日本人に選ばれているのでしょうか。理由の一つに「日本と似ている」ということが挙げられます。美しい海に囲まれたラグジュアリーイメージの強いバリ島ですが、ローカルな雰囲気と雄大な自然があるというのも特徴。バリ島中部には世界遺産となっている棚田があり、日本人に馴染みの深い原風景が広がっています。
また、バリ島に住む人々のホスピタリティ精神も日本人ウケする要因です。治安が良く、日本語を話せる人も少なくありません。素朴な田舎の店頭で買い物の交渉をすると言った光景も多々見られます。

もう一つは食文化。インドネシアは日本人と同じくライスが主食で、それに合わせておかずを食べます。余ったライスを炒める「ナシゴレン」はポピュラーな郷土料理です。焼きそばに似た甘辛い味付けの麺料理「ミーゴレン」も、日本人にとって食べやすいグルメと言えるでしょう。
「欧米に比べて距離が近い」、「日本のような海と山の原風景」、「コミュニケーションしやすい」、「食文化が似ている」。これらが日本人にとって行きやすい旅行先に選ばれる要因と言えます。

「バリ島でスパ」は外せない


一方、やはりバリ島ではリゾート気分を味わいたいもの。バリ島といえばスパ体験が代名詞となっています。バリ島のホテルスパのパイオニアが「アヤナエステート」です。アヤナリゾートバリをはじめとする4つのホテルとレジデンスが、90ヘクタールという広大な敷地に隣接している施設。アヤナエルテートの担当者は「インドネシアやバリ島の伝統的文化に触れたいというニーズとともに、ホテルスパで良質な体験を求めている観光客は多い」と話しています。
コロナ収束と夏休みの海外旅行需要が高まったことにより、同施設の予約数は前年同期比の3.2倍に。この夏は「バリ島の情緒あふれる文化を感じ、コロナ禍を乗り切った自分へのご褒美にホテルスパで癒される」なんてプランが正解かも。「海外旅行」、「バリ島」、「アヤナエステート」の3つは、この夏の要チェックワードですよ!

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