「後席チャイルドシートに座っている赤ちゃんが泣いたとき、運転席にいるパパママは、泣いてる赤ちゃんをあやせない」
そんなパパママの不安が解消できる、画期的なロボットが、日産とアカチャンホンポの共同開発で誕生した―――。
日産自動車とアカチャンホンポ(赤ちゃん本舗)は、親子ふたりきりでドライブ中の安心安全な運転をめざして開発した、運転中の子守り支援ロボット「INTELLIGENT PUPPET イルヨ」を日産グローバル本社で初公開。
会場には、このイルヨの宣伝部長である南海キャンディーズ 山里亮太も登場し、日産 ルークス 車内でイルヨ のデモンストレーションを披露し、開発に関わった赤ちゃん&パパママともトークで盛り上がった。
日産のセンシング技術から着想を得て開発
安全のために生後15か月未満の赤ちゃんを後部座席に設置した後ろ向きのチャイルドシートに乗せていることで、お互いが見えなくなる「チャイルドシートの壁」が生まれている“不安”を解消すべく誕生した運転中子守り支援ロボット「INTELLIGENT PUPPET イルヨ」は、日産のセンシング技術から着想を得て開発。
「INTELLIGENT PUPPET イルヨ」は、後部座席のチャイルドシート横に設置するロボット「イルヨ」と、運転席横のドリンクホルダーに設置するロボット「ベビー イルヨ」の2体で構成。
ドライバーが自身の近くにあるベビー イルヨに特定の言葉を投げかけると、後部座席のイルヨが作動する。
後席のイルヨは、ドライバーの仕草に連動し、手を振る動作や、「いないいない、ばあ」などの動きでチャイルドシートに座る赤ちゃんをあやしてくれる。
また、イルヨのカメラが赤ちゃんの表情を認識し、ベビー イルヨに伝達。ベビー イルヨの目の開閉によって赤ちゃんが寝ているかどうかを親が把握できるという仕組み。
親子が抱える課題を解決する新たなコンセプトモデル
「イルヨ」初公開会場では、日産 神田昌明 常務執行役員、赤ちゃん本舗 谷口もとみ 取締役執行役員が登壇。
「赤ちゃんと親御さんがふたりきりのドライブする際のお悩みとして、8割以上の方が「赤ちゃんが泣いた時にあやせない」とも回答されていました。
さらには、9割以上の方が、「後ろ向きチャイルドシートにより、赤ちゃんの様子がわからず不安」と回答していることも踏まえて、「親御さんがひとりで運転中に赤ちゃんが泣いてしまうと困ってしまいます。ここを日産さんと解決できたらと考えました」(赤ちゃん本舗 谷口もとみ 取締役執行役員)
「まさに『チャイルドシートの壁』と呼ぶ隔たりがある。わたしたちはこうした親子が抱える課題を解決するため、新たなコンセプトモデルとなるロボットを企画開発いたしました。
日産が車両に搭載しているセンシング技術など、さまざまな先進技術から着想し、北里大学医療衛生学部協力のもとで実証実験も行いました」(日産 神田昌明 常務執行役員)
2/3.4 日産本社で、2/10.11 アカチャンホンポ ららぽーと横浜店で体験会
「イルヨ」はコンセプトモデルのため販売などはいまのところないが、実際にイルヨの魅力や機能を体験できる特別体験会を、2月3~4日に日産グローバル本社ギャラリーで、2月10~11日はアカチャンホンポ ららぽーと横浜店で実施するから、気になる人は公式サイトと現地で体感してみて↓↓↓
https://www.nissan.co.jp/SP/INTELLIGENTPUPPET/
山里亮太イルヨ宣伝部長「かわいい! 技術の進化がすごいですね!」
「このイルヨ、かわいらしいですね、実際に自分の子どもとドライブしているなかでたくさんの悩みがあったので、そのときに出会いたかったです」(山里亮太イルヨ宣伝部長)
「ママパパの声を開発に反映していくためにも、一般の方々に実証実験に参加いただき、感想などを伺いながら、イルヨの機能などを調整しました」(日産 神田昌明 常務執行役員)
「日産のこだわりが反映されたということですね。(イルヨを触りながら)早く体感してみたいです。
山里亮太イルヨ宣伝部長は、日産 ルークス に乗り込み、実際に車内に取り付けたイルヨを体感。
かける言葉によって動きが変わるイルヨに、山里宣伝部長は「ここにいるよー!」「こっちだよ!」と声をかけ、実際に動くイルヨに驚き。
「普通に運転していて、体勢を変えなくても作動するんですね。赤ちゃんからしたら自分に手を振ってくれていると感じてうれしいだろうな」
山里宣伝部長が歌う『どんぐりころころ』に合わせてイルヨが動く姿を見て「リズムに乗っている姿がかわいい! イルヨといっしょに子どもと歌の練習とかもできそうですね」と。
「子どもは、お父さんとお母さんの声だから安心するし、楽しいんだろうなと思います。技術の進化がすごいですね!」(山里亮太イルヨ宣伝部長)
「イルヨが赤ちゃんの心をつかんでますね」
その後のトークセッションでは、まるでキッズスペースのような空間に移動し、開発に協力したママパパとその赤ちゃん、合計6組も登壇。
山里宣伝部長そっくりのイルヨを抱きしめて安心しきっている赤ちゃんのようすを見て、「イルヨが赤ちゃんの心をつかんでますね」と山里宣伝部長。
ママパパの本音や悩みを聞くと、「ひとりで子どもを連れてドライブをしたときにチャイルドシートが後ろ向きになっていることで、子どものようすが見えないことが一番の悩みですね」という声が。
「赤ちゃんの表情も見えないし、泣いてるときも黙ってるときも心配になりますよね。イルヨはそういったお子さんをあやしてくれるので画期的ですよね。
これから色んな技術が開発されて、ママパパが楽しく車でいろんなところに行けるようになることが楽しみで、僕もいろんな未来を変えていってくださるんじゃないかとワクワクします」(山里宣伝部長)
先進機能が充実した日産 ルークス
家族のためのスーパーハイトワゴンの軽自動車「ルークス」は、高速道路での運転を支援する「プロパイロット」や、駐車時や狭い道での通り抜けをアシストする 「インテリジェントアラウンドビューモニター」など、家族をサポートする先進技術を多く搭載。
また、家族4人でもゆったり座れる広々した室内や、たくさん荷物を載せられる荷室、片足をスライドドアの下にかざすだけで、自動で開閉する「ハンズフリーオートスライドドア」など家族に便利な機能・装備が充実しているから、こちらも要チェック↓↓↓
https://ws.nissan.co.jp/roox.html#43/RXA013