◆約6割が、職場のデジタル化は「遅れている」
◆デジタル化のメリット「データ管理が楽」
 デジタル化できていないもの1位は「社内書類の印刷や決裁者の押印」
◆約3割の人の職場で業務の音声化

放送アナウンス作成サービス「YUTTE(ゆって)」を提供するTOA株式会社は、2024年3月上旬に全国の20~50代の働く男女を対象に「職場環境・デジタル化の実態に関する調査」を実施した。

勤務先でのデジタル化の実態、デジタル化に伴う悩みに加え、業務上で音声化されているものや、音声化されたら嬉しいものについて迫った。職場のデジタル化の実態や、ビジネスパーソンのデジタル化への意識がうかがえる調査結果となっている。

その結果を詳しく見ていこう↓↓↓

約6割が、職場のデジタル化は「遅れている」

デジタル化にはそもそも複数の意味がある。単にアナログなデータや作業をデジタルに置き換えることもデジタル化と言えるし、ビジネスモデルの変革、プロセスや業界そのものの変革なども「デジタル化」に含まれる。

今回取り扱うのは、ごく一般的な「デジタル技術を活用してアナログな業務を置き換える」デジタル化だ。TOAの調査結果によると、約6割の人が「(私の)職場ではデジタル化が遅れている」と考えている実態が明らかとなった。

その理由として……

「経営上位層の認識が遅れていて、デジタル化に対するメリットの周知が進んでいない」(静岡県・34歳男性)

「DXの重要性が経営層に十分理解されていないため、投資や人材育成が進んでいない。古いシステムを使い続けているため、新しい技術を取り入れることが難しい」(新潟県・43歳女性)

「契約書や発行する資料などいまだに紙で取り扱っていることがほとんどで、デジタルに移行しようという取り組みが全くされていないため」(神奈川県・34歳女性)

といった声が寄せられた。

デジタル化のメリット、デジタル化できていないものは?

デジタル化によってどんなメリットがあると思うか質問したところ、約8割の人が何かしらのメリットがあると感じていることが判明。1位は「データ管理が楽」(49.0%)と約半数の人が回答。2位には「情報の共有がしやすい」(38.2%)、3位には「仕事のスピードが上がる」(37.4%)がランクインした。

デジタル化できていないものは「社内書類の印刷や決裁者の押印」が1位に。「社外向け書類の印刷や契約者などへの押印・郵送」(28.2%)、「FAXの送受信」(27.4%)にも約3割の票が集まり、ペーパーレス化が実現できていない企業もまだまだ多いことが分かる。

3人に1人は、メール連絡を見逃した・内容が理解できずに困った経験あり

デジタル化が進むからこその困ったことや悩みを感じている人は約3割という結果となった。

「非対面が増えたため、会話しながらアイデアを出すことがしにくくなってきた」(兵庫県・54歳男性)

「普段の仕事をやる一方で新しいデジタル技術について学びそれを上手く活用しないといけなくなり、負担が増えて逆に自分の時間が減ったように感じる」(福井県・29歳男性)

「年長者がデジタル化についていけない。結局指導しないといけない。無駄な業務」(福島県・41歳男性)

また、業務を行う上で、メールでの連絡であったため、気付かなかった・理解できずに困った経験がある人は約3人に1人いることが分かった。

アナログも必要!?約3割の人の職場で業務の音声化

業務を行う上で音声化されているものについて調査したところ、「特に無い(69.0%)」と回答した人を除く約3割の人の職場では何かしらが音声化されていることが分かった。「お昼休憩のチャイム(お昼休憩のお知らせ)」(14.2%)、「定時のチャイム(定時のお知らせ)」(14.0%)という結果に。

音声化されたら嬉しいものについても質問したところ、1位は「契約書・社内作成資料などの読み上げ」(10.2%)がランクイン。次いで「必要書類や情報登録など期限のお知らせ」(8.2%)、「行事・イベント(社内販売など)の案内」(6.6%)という結果になった。

これらの用途を、簡単に実現できるサービスがあれば社内で使いたい人は約8割に上る。

デジタル化にはメリットがある一方で、悩みを感じている人も少なくない。全てデジタル化に移行するだけでなく、音声案内を取り入れるなどアナログな部分でのやり方の工夫も、業務のしやすさに繋がるのではないだろうか。

「YUTTE」は、文章をそのまま入力するほか、ChatGPTにより、キーワードを入力するだけでも、文章を自動生成し、放送アナウンス音源をより簡単に作成できるサービス。

話者の性別、感情、抑揚のレベルなど合計26パターンから選べ、チャイムやBGMなどを付加することが可能。公共施設やイベント会場、公共交通機関、スーパーを含む商業施設など、アナウンスを流す場所に応じて、音声をカスタマイズできる。

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