2025年8月、一年で最も紫外線量が多くなる季節がやってきます。年々増加する紫外線に対し、「日焼け止めを塗る」という外側からのケアだけでは不十分かもしれません。

江崎グリコ、ロート製薬、ロートウェルコートの3社は7月、「気象×UVケア×ビタミン」をテーマにしたメディア向け発表会を共同開催しました。イベントでは、気象予報士、管理栄養士といった専門家を招き、最新の紫外線事情と、体の外側と内側からの効果的な対策について解説が行われました。

【専門家解説①】なぜ紫外線は増えている?気象予報士が明かす意外な事実

登壇した気象予報士の猪崎由華氏によると、紫外線量は統計を開始した1990年以降、10年あたり4.6%の割合で増加し続けています。その意外な原因は、大気汚染物質「エアロゾル」の減少。皮肉なことに、空気がきれいになったことで、これまでエアロゾルに反射されていた紫外線が、より多く地上に届くようになったのです。

猪崎氏は、地上に届く紫外線「UV-A」と「UV-B」の性質の違いも解説しました。

UV-A:肌の奥深くに達し、しわやたるみの原因となる。
UV-B:肌の表面に作用し、シミやそばかすの原因となる。

これらの紫外線は、肌だけでなく体内の酸化ストレスを高める要因にもなるため、「美容と健康の両面から、体の内外での対策が今後ますます重要になります」と警鐘を鳴らしました。

【専門家解説②】肌老化の8割は「光老化」。ロート製薬が教える最新UVケア

続いてロート製薬の吉本有希氏が、スキンケアの観点から紫外線対策を解説。「肌の老化の8割は、紫外線によって引き起こされる『光老化』です」と指摘しました。

日焼け止めは、かつてのレジャー向けから、使用感の良い日常使いのものへと進化し続けています。ロート製薬ではスキンケア開発で培った科学的知見を活かし、単に「焼けない」だけでなく、「うるおって紫外線ダメージに強い肌」を目指した製品開発を行っているとのこと。新製品「スキンアクアヒアルロンセラム UV」は、シリーズ最高濃度のヒアルロン酸を配合し、潤いあふれる使い心地を実現しています。

また、吉本氏は日焼け止めの効果を最大限に引き出すために「適正量を使い、こまめに塗りなおすこと」の重要性を改めて強調しました。

【専門家解説③】最強タッグは「ビタミンC+E」。管理栄養士が語る“食べる”紫外線対策

体の内側からのケアとして、管理栄養士の吉野愛氏は「抗酸化作用」を持つ栄養素の重要性を語りました。

13種類あるビタミンの中で、特に強い抗酸化作用を持つのがビタミンA・C・Eの3つです。中でもビタミンCとビタミンEは、一緒に摂ることで相乗効果を発揮するといいます。

ビタミンC:酸化ストレスの原因となる「活性酸素」を無害化する。
ビタミンE:脂質が酸化するのを防ぐ。働きを失ったビタミンEは、ビタミンCと出合うことで再び活性化される。

吉野氏によると、夏は特にビタミンCとEを意識して摂取するのがおすすめとのこと。ビタミンCはピーマンやレモン、ビタミンEはナッツ類や魚介類などに多く含まれます。特にアーモンドはビタミンEと食物繊維が豊富で、手軽なアーモンドミルクで摂取するのも良い方法だと提案しました。

大阪・梅田で内外ケアを体験!期間限定「UVケアステーション」

今回のイベント開催地でもあるカフェ&レストラン「ロートレシピ NU茶屋町プラス店」では、2025年8月1日から31日までの期間限定で「UVケアステーション」がオープンします。

期間中は、管理栄養士・吉野氏が提案するビタミンCとEを豊富に含んだ特別メニュー「アーモンドミルクドレッシングの5種デリプレート」や「アーモンドミルクラテ」を味わえるほか、ロート製薬の最新日焼け止め「スキンアクア」シリーズを使用し、お食事後のお出かけにUVケアをお試しいただけます。

厳しい夏の日差しに備え、おいしく、賢く、体の内外から紫外線対策を始めてみてはいかがでしょうか。

UVケアステーション 開催概要

【期間】 2025年8月1日(金)~2025年8月31日(日)
【場所】 ロートレシピ NU 茶屋町プラス店 (大阪府大阪市北区茶屋町8-26 NU chayamachi PLUS 2F)
【内容】
ビタミンC・Eを意識した特別メニューの提供
「スキンアクア」シリーズなど日焼け止めのタッチアップ
【詳細情報】
UVケアステーションについて:
https://www.rohto.co.jp/news/release/2025/0724_01/
ロートレシピHP:
https://rohtorecipe.rohto.com/

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