◆20~30代女性、2人に1人は今学びたいことがある。 「税・投資・お金関連」「食・料理関連」「語学」が上位。
◆3人に1人は「学ぼうと決意した後あきらめた経験」がある。
◆20代女性の約8割、30代女性の約9割が将来に不安を抱えている。特に「収入」「貯金額」「老後の生活」。
―――そんな調査結果を公開したのは、インターネット総合ショッピングモール「Qoo10」を運営するeBay Japan合同会社と一般社団法人 若草プロジェクト。
eBay Japanと若草プロジェクトは、全国の20~30代の女性500名を対象に、「学びに関する調査」を実施。
何かと生活や将来への不安が多く、自分の力で情報を取捨選択することや備えが求められる今。「リスキリング」という言葉を目にする機会も多くなった。
そこで今回、eBay Japanと若草プロジェクトは、女性たちの「学び」への意識や実態について調査。
女性達が今学びたいことや過去学んでいたこと、学びたい理由、現状学びに踏み出せていない理由、所持している資格、抱えている将来への不安などが明らかになった。
今「学びたいことがある」?
「今は学べていないが、これから学びたいことはあるか」と質問すると、学びたいことがある人は50.6%という結果に。半数以上が学びに前向きであることが分かった。
これから学びたいこととその理由
具体的に学びたいことは「税・投資・お金関連」(45.1%)、「食・料理関連」(24.5%)、「語学」(22.1%)が上位に。お金や食など、生活に密接した学びに興味がある人が比較的多い。
これらを学びたい理由を質問したところ、「スキルアップのため」(52.2%)と回答した人が過半数。
次に多かった理由は「プライベートを充実させるため」(27.3%)で、大人になっても、自身の能力向上や、生活の充実のために努力したい意向がある女性は多いことが分かる。
その他の理由は「資格・検定取得のため」(26.9%)、「経済的自立のため」(26.5%)、「収入を上げるため」(23.7%)と続いた。
学ぼうと決意したがあきらめてしまった経験
「学ぼうと決意したもののあきらめてしまった経験はあるか」と質問したところ、ある人は33.6%。
体験談を詳しく聞いたところ(フリーコメント)以下のような回答があった。
「4年間数十万円かけて学校に通ったが、資格を取得できずあきらめた」(東京都・34歳)
「子供が生まれ時間がない」(静岡県・28歳)
「時間とお金とのバランスが保てなかったこと」(神奈川県・39歳)
「中国語を学びたかったが、教材の種類が英語に比べて少なく、そもそもどんな教材を買えばいいかわからなかった」(愛知県・31歳)
「勉強の仕方が分からなかった」(千葉県・33歳)
―――など、様々な理由が挙がり、費用や時間に対するネックが多いことが分かった。また、そもそも学び方が分からなかったという人もみられた。
将来の不安「収入」「貯金額」「老後の生活」
将来への不安や危機感が、学び始めのきっかけになる場合もある。
「将来にどんな不安を感じているか」と質問したところ、20代の約8割、30代の約9割が、将来に何かしらの不安を抱えていることが判明。20代・30代ともに上位は「収入」「貯金額」「老後の生活」。
どれも20代よりも30代の方が多くの回答が集まっており、だんだんと将来への不安が増えていく傾向が見て取れる。
所持している資格は?
「所持している資格・検定はあるか」質問したところ、回答者の78.0%が何かしらの資格・検定を所持していた。
「普通自動車免許」の取得率は最も高い約6割。その他「TOEIC® Programスコア・英語検定」(16.4%)、「簿記」(12.2%)など幅広い資格・検定に票が入った。
――eBay Japanは、学びたい人が、生活環境などに関係なく等しく学べるよう、若草プロジェクトを支援し、学べる環境づくりのため、共に取り組んでいる。
その一環として、生活に困難を抱えた支援を必要とする女性を対象に、ECの仕組みや関連職種について学べるEC体験講座のプログラムなどを提供し、社会的自立を支援していくというので、要チェック↓↓↓
https://www.wakakusa.jp.net/