オフィス家具国際展示会「オルガテック東京2024」が5月、東京ビッグサイトで開催されました。第3回目を迎える今回も、ビジネスパーソンを中心とした多くの人が来場しました。中でも一風変わったブースで注目を集めていたのが「FlexiSpot(フレキシスポット)」です。「Work like new,Live like new」をコンセプトに掲げ、電動昇降デスクやエクササイズができるデスクバイクなど13点を展示。ブースの半分がオフィス内をイメージして構成されており、もう半分は自宅のリビングを彷彿とさせるインテリアになっていました。

使い方自在のオフィス家具

フレキシスポットは人間工学に基づいたプロダクトで、ビジネスパーソンの生産性やウェルネスを高める家具メーカー。特に電動昇降デスクやオフィスチェアなどは、世界中から高い評価を得ています。

同社の電動昇降デスクといえばデスクの高さをシームレスに調整できる「E7シリーズ」。同イベントではブラシレスモーターを採用し、静音性や安定性が増した最新モデル「E7 Max」が展示されていました。オフィスの大きさやデザインに合わせてカスタマイズできるのも強み。天板は長方形やカーブ形などが選べるだけでなく、自身でDIYをしてオリジナル天板を取り付けることも可能です。展示された「E7 Max」と同時に参考展示された天板について来場者は「天板に無線充電器コンセントが付いたデザインは珍しい」などと好評でした。

日本ではIT企業やゲーム業界から注目されており「従業員が集中できる環境を」、「テレワークを推進するため」との理由から福利厚生として購入する企業もあるそうです。一方、企業だけでなく個人が購入するケースも。当日、「E7H」はオプションのゲーミングセットを組み合わせる事で、ゲームとの相性が良く、「ゲーミング昇降デスクに付いたスイッチパネルが面白い」、「天板周りのライトと合わせてゲーミングの雰囲気を作り出せるのが嬉しい」との声も多数聞こえました。

デスクワークの新しい形を提案

ブースで最も注目を集めたのが、リビングコーナーに設置されたエクササイズバイク「V9」です。昇降調整可能なデスクとフィットネスバイクを組み合わせたハイブリッドプロダクト。ペダルを漕ぎながらデスクワークをすることが可能です。体験してみると、デスクの調整もペダルの稼働も驚くほどスムーズ。ストレスなくペダルを回すことができ、適度に体を動かしながらもデスクワークに集中できそうな印象でした。

「アメリカの大手IT企業との取引実績があり、大学の研究室などからも問い合わせがある。アフターコロナとなった昨今、自宅で自由かつ集中しながら仕事ができる環境を提供することで、働く人の生活の品質を高めることができれば」と担当者は話していました。

イベント期間、フレキシスポットブースには延べ1,000人以上が足を運びました。現在、同社は個人への販売がメインですが、今回のようなリアルイベント体験を通して、企業への認知拡大も目指していくそうです。「ワークとライフ、より良い快適な環境の提供」というテーマは、電動昇降デスクのトップブランドだからこそ。ぜひ、ブックマークしておきたいブランドです!

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