定食レストラン「やよい軒」の新店舗、「新宿御苑店」があす2024年2月27日にオープンする。
昨年12月にオープンした錦糸町北口店に続く新ブランドイメージの都内2号店。店頭には昨年発表した新しいロゴやシンボルマークが掲げられ、店内も名前のルーツである西洋料理店「彌生軒」の歴史的資料をモチーフとした壁紙で装飾。上質なイメージでデザインした。
やよい軒の新しいロゴとシンボルマーク（画像：プレナス）
「新宿御苑店」ではテーブルに設置したタブレット端末からのオーダーを可能としたほか、キャッシュレスで決済ができるセルフレジも設置。椅子もカバン置きのついたものにしている。
「やよい軒」を展開するプレナスによると、こうしたセルフレジ・タブレットオーダー等の導入はあくまで店舗の立地から決めたものという。既存店への注文専用端末などの導入は一律に行うものではなく、店舗のタイプにあわせる。フルサービス型の店舗も随時展開していくという。
「やよい軒」の店舗数は、2024年1月末時点で国内361店舗、海外252店舗。プレナスは、「アジア・パシフィックを代表する、国内外で共通の価値を持ったグローバルブランドになるべき」と考え、昨年ロゴとシンボルマーク・タグライン、ステートメントを刷新した。
関東・関西では昨年末から今月末の2か月間で約150店舗でサインの書き換えを行っており、今後は「錦糸町北口店」「新宿御苑店」と同じように、全国の「やよい軒」で新しいロゴやシンボルマークを目にすることになるだろう。
2月新商品『ブラックアンガスビーフ』の実力は
報道向けのオープン記念試食会では、今年2月から販売を開始した『ブラックアンガスビーフのカットステーキ定食』が提供された。「やよい軒」のメニューの中では高価格帯の商品だが、初速については想定通りの売行きだという。
肉は良質な赤みが特徴で、成熟度や柔らかさ、サイズなど10の品質基準を設定。これを満たすのはアンガス牛10頭のうち3頭ほどというから、高価格帯の商品に相応しい質へのこだわりを感じる。ソースは「和風ソース」「おろしポン酢」の2種類から選べる。
記事：一橋正浩
