アメリカ発 GPS機器のパイオニア ガーミンジャパン(Garmin)は、厳しい環境下での精密な位置情報と、岩壁や氷雪壁を登る登攀(とうはん)などで必要なあらゆる機能を搭載した、堅牢な地図機能搭載ハンディGPS「GPSMAP」の最新モデル、『GPSMAP 67』を9月14日から、『GPSMAP 67i』を2023年冬に発売する。

この Garmin ハンディ GPSMAP 67 & 67i は、どこが進化し、賢くなったか?

その前に、世界中のあらゆる業種・業態、現場で支持されているガーミンハンディGPS「GPSMAP」のアドバンテージをあらためてチェックしていこう。

山岳・林間・海洋・極地など過酷な環境で安全をサポート

ガーミン「GPSMAP」シリーズは、Garmin ならではの優れた GPSシステムと地図情報で、過酷な環境下でも精密な位置情報を提供するハンドヘルド型GPS機器。

米国防衛省MIL規格準拠の堅牢なボディは耐衝撃・耐水・耐寒・耐暑に優れ、登山や海洋航行などに挑む冒険家・探検家はもちろん、山奥深くで働く林業者、測量士、ハンター、未踏エリアで学術調査を行う専門家、嵐や雪など極限環境で救助活動を行う山岳救助隊など、専門職従事者から、理想的なデバイスとして支持されている。

こうした厳しい環境下での活動で Garmin ハンディGPS「GPSMAP」シリーズは、どんな環境でも地図上で位置情報が確認でき、多彩なナビゲーション機能で安全確保をサポート。

またボタン操作でグローブをつけていても操作しやすい操作性などで、世界のプロから厚い信頼を得ている。

GPSMAP 67i は衛星通信メッセージ通信やインタラクティブSOS発信も

ことし9月14日から登場する最新モデル『GPSMAP 67』と、2023冬発売『GPSMAP 67i』は、GNSSマルチバンド(2周波数帯)に対応し、厳しい環境下での位置測位の精度がさらに向上。

測位情報とルート案内などのベーシック機能を備えた『GPSMAP 67』と、衛星通信を介した双方向メッセージ通信とインタラクティブなSOS発信機能を備える『GPSMAP 67i』の2種をランナップする。

ではさっそく、このガーミン GPSMAP の最新モデル『GPSMAP 67』『GPSMAP 67i』は、どこが進化しさらに頼れる存在になったか。詳しくチェックしていこう。

クラス最高の精密度、GPS機能とセンサーで正確な位置情報

ガーミン GPSMAP の最新モデル『GPSMAP 67』『GPSMAP 67i』は、GNSSマルチバンドテクノロジーで、2周波数帯を受信可能(L1信号・L5信号)になり、深い峡谷から山間部、極地などの未踏地まで、過酷な環境でもより素早く正確な位置情報を出してくれる。

ABCセンサー(3軸コンパス、気圧高度計)を標準搭載

また、地図情報だけでなく、ポイント・ルート登録、軌跡ログ機能を備え、登山だけでなく測量などの調査でも活躍。標準搭載されたABCセンサー(3軸コンパス、気圧高度計)と組み合わせ、3次元での正確な位置情報を提供してくれる。

日本詳細地形図2500/25000 を標準搭載

地図情報は、「日本詳細地形図2500/25000」を標準搭載。

この地図は国土地理院の1/2500と1/25000のデジタルデータを採用し、登山者になじみの深い「1/25000地形図」に近い地図表示。

等高線や登山道を表示し、現在地の把握や目的地までをナビゲーションしてくれる。

新機能、高解像度の衛星画像が閲覧OK

新機能として、高解像度の衛星画像が閲覧可能となり、目的エリアの詳細が確認できる。

TopoActiveマップ機能も新たに搭載

また、世界11大陸の地図を無料でダウンロードできる TopoActiveマップ機能も新たに搭載し、海外のあらゆる場所で活用できる。

さらに、LiveTrack機能を活用すれば、位置情報を共有することができ、登録したスタート地点まで同じルートで戻るトラックバック機能など、安心安全をサポートする機能も充実。

そして、ポイント登録、ルート登録、地点間のオートルート機能、軌跡ログ機能を備え、登録ルートによるナビゲーション、地点間のオートルート機能、先の高低差表記などは、登坂中だけでなく事前の行程計画にも活用できるから、林業従事者、学術調査隊など定期的な作業やフィールドワークを行う人のニーズにも応えてくれる。

進化したバッテリー性能で、驚異的な長時間稼働を実現

ガーミン GPSMAP の最新モデル『GPSMAP 67』『GPSMAP 67i』は、バッテリー性能もさらに進化。

デフォルトモードで約180時間、エクスペディションモードで約840時間と驚異的な長時間稼働を実現。

新たに、背面にはLEDフラッシュライトを搭載。明るさや点滅間隔を変更できるほか、SOSライトも使用可能。ヘッドライトのサブライトとしても活躍してくれる。

衛星通信を介した双方向メッセージ通信、緊急時のSOSアラート機能を搭載

極地、未踏地、未開エリアでの安全サポート機能を備える『GPSMAP 67i』『GPSMAP 67i』は、より過酷な環境での安全をサポートする inReach 機能を追加したプレミアム機種。

「inReach」は、約70機の衛星で全地球エリアを100%カバーする衛星通信、イリジウム衛星ネットワークを使用した Garmin の衛星通信システム。これで、地球上あらゆる場所での通信が可能に。

グループ登山の仲間やフィールド調査時に仲間とのメッセージ通信やはぐれた時の位置情報などに役立つだけでなく、自宅やバックアップチームとの、途切れることのない情報共有、メッセージの送受信ができる。

緊急時にはボタンを押すだけで SOS を発信

緊急時には、ボタンを押すだけで SOS を発信。

SOS信号は、Garmin応答センターに素早く届けられ、要救助者の位置情報や現在の状況など救助要請に関する情報を、救助組織へ提供。

また、救助者の救助が行われるまでの間、救助活動の状況についての最新情報を提供し、救助が行われるまで関わり続けるのもうれしい。

ウェイポイントや目的地の天気予報も取得

また、衛星を介した天気情報も取得可能。

現在位置のほか、ウェイポイントや目的地の天気予報も取得でき、天候の急変に備えられる(オプション/サブスクリプションが必要)。

―――自然の厳しさを知るプロフェッショナルだからこそ備えたい機能を、世界最高水準の技術力と経験で実現した Garmin のハンディGPS『GPSMAP 67』『GPSMAP 67i』。

山や辺境に挑む冒険者だけでなく、山岳エリアでの作業や調査研究活動に携わるすべての人の頼れるパートナーになるはず。

気になる詳細スペックや価格は、公式サイトへ↓↓↓

◆GPSMAP 67
https://www.garmin.co.jp/products/outdoor/gpsmap-67

◆GPSMAP 67i
https://www.garmin.co.jp/products/outdoor/gpsmap-67i

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